２００７年７月現在　日記は…

最近はｍｉｘｉにて日記を書いているために
こちらでの日記の更新は暫く不定期しています。

こちらはギャラリー優先にして行く予定でいます。

映画の感想や日記はこちらのブログに 移行しました。

２００７年１１月２３日　漫画家　石川賢が逝って

仕事がはかどらない… 喪失感の大きさに心の穴が塞げず。

私にとって、漫画家　石川賢の存在がこれほどまでに大きかったのだと改めて感じる。
思い起こせば… 私が投稿したイラストが初めて書籍に載った『ムー創刊号』
私はまだ２０歳前…同雑誌に奇しくも、唯一載っていた漫画が師石川賢の作品だった。
（最近、本を整理していて気づいた） 当時の私は、その人物にこれほども多大なパワーを
もらおうとは 想像する由も無かった。

それから７年後、ダイナミックプロダクションに入社した当時 師はヤングマガジンで
『サザンクロスキッド』を連載していた。
その連載と平行しながらギャグ漫画『ジョークマン』を連載
あっという間に構成からペン入れまでこなす集中力の持ち主で
自宅からダイナミックプロに来て、すぐにパチンコ屋で話しを組み立てながら
喫茶店に移動…喫茶店のテーブルでペン入れまで終わらせて…
ダイナミックプロに戻って来る時は白い原稿が埋まっている。
帰る頃には原稿を全てアシスタントに配ってしまう早さ、 当時まだ、師は３３歳だった。

その後、師のチーフアシスタントとなったが…
常に私は 何にでも興味を示す子供の様な人柄と師のパワーに魅せられ
師の人柄と生き方にあこがれていき、毎日その背中を目標として生きて来た。

ある日、師に結婚式の媒酌人のお願いをした。
シャイな師は、慌てて断った｢豪チャンにしてもらえよ」
かなりの精神的負担だったのだろう、承諾に１年近くかかる
さすがに観念したようで、最後は｢オレさ、何でもやるよ…決めた！！」って、
自分に言い聞かすように言っていた。
（何でもやってもらわなずとも…媒酌人だけでいいのに(^^;)）

で、結婚式当日、来賓の漫画家さん達は…新郎新婦より 仲人の石川賢を冷やかしに
来たかのようだった。
スピーチも皆｢石川チャン立派ですよ」｢イシケン大丈夫か？」って…
誰も彼も新婦なんかそっちのけ （爆）

そう言えば２０年以上のお世話になっているが、私は師のサインももらってないし、
一緒に写真さえ撮っていない 。
唯一あるのは、結婚式の緊張しきった師と、一緒に写った集合写真のみ。

アニメのシナリオライターでネット仲間のM氏と数ヶ月前に 石川氏と３人で
高田馬場で飲む機会があった。

師と、今後やりたい作品やら最近見た映画の話しをし 大いに盛り上がり
壮大なロボット漫画の構想へと発展していって、気付けば終電の時間になっていた。

数週間前か…M氏から｢また一席お膳立てしてよ」と連絡が来る。
その計画もなし得ないまま、師は逝ってしまった。
あまりにも早く逝ってしまった。まだ話し足りない事が山ほどあったのに。
自分が壁にぶち当った時、自分がさぼり出した時…私は 師の仕事場（ダイナミックプロ）に
顔を出した。

師は声を荒げて怒った事の無い人だった、
さりげなく注意し そっと励まし、やさしく道を指してくれる人だった。
道しるべは常に師の指差す所にあり、それはいつも高い位置にあり…
そこまで 登って行くと、既にそこには師はおらず… もっと高みへと進んでいる。

足下にも及ばない私だったが、師に恥じぬ様と…自分なりに頑張って歩んで来た
もう師は、見えない所に行ってしまった。いくら頑張っても師の言葉はきけない

師の本や師の思い出に触れると、未だに涙がとまらない
情けないが…何をしていても考えてしまう。

先日の『００７／カジノ・ロワイヤル』日本プレミア試写の時も
「石川さんならどう言ったろう」と…帰宅中の電車で涙が出て困った。

「００７はショーン・コネリーじゃなきゃダメなんだよ！あの冷淡な男こそが
殺しのライセンスを持っているイメージなんだ｣っていつも言っていた
私がロジャー・ムーアのボンドを語ると、鼻であしらわれたものだ。

いつか私が、そこに逝けるときに、師に｢私はあれからこんな漫画を描いて、
こんな映画を見てこんな本を読んでこう思った」と…自慢出来る様にしよう、
そう告別式の師の遺影に誓う。

が… まだまだ心の穴は大きいし、師の歩んだ道の麓にも来ていない自分が不甲斐無い。

　９月８日　仕事の後又仕事…

専門学校の講議の日、連載マンガのネームが完成しないまま 朝６時の電車に飛び乗る。
３時間半は眠れた…いつもより多いくらいだ、しかし眠い。
だが締め切りだ。
私に残された時間は、学校までの電車内だけだ。
必死でプロットを作る…

ＡＭ８：００
２時間後　学校到着、これからは 授業に専念せねば。

朝、漫画科クラス３時間、午後アニメ科クラス６時間の授業が始まる
午後一、クラスの半数が課題製作中に居眠りをしている 、
私の前で、眠るな！！
君らの眠さなど、夕べの深夜番組程度の眠さだろう…起きて学べ！！！

やる気のない奴は落ちていく世界だと　知った日に後悔しても遅いぞ。

PM８：００
長かった講議が終了。
帰りに池袋で、編集と打ち合わせ。（考えたら先週もそうだった）

数少ない都内遠征に合わせるので、大概こんな時間設定だ。
終電まで、連載モノの打ち合わせ。帰宅は０：００を回る。

ＡＭ０：３０
帰宅、まずフェレットにあいさつ。最近マジ噛みはなくなったが、気を許すと
いきなり鼻や顔まで噛まれる。

ＡＭ１：００
汗を流してから遅い夕食。

ＡＭ２：３０
１日の報告と明日からのスケジュールを打ち合わせて…
録り溜めたTV番組を１〜２本消化 １日の緊張が徐々にクールダウン
やっと就寝
翌朝からの仕事がない場合は、後２時間就寝が遅れる。

翌日は連載マンガのネームＦＡＸに向けてのラストスパートなので
早く眠ろうとするが…夜中に数回目覚めてしまう（まだクールダウンが不完全）

　8月22日　やっと仕事終了…

無事帰省を済ませた後
フェレットを飼う友人が、捨てフェレの飼い主をさがしていたので
名乗りをあげる。

我が家のフェレ達が、全員他界して早や２年 …もうフェレを飼うこともないだろうと
飼育道具やケージもほとんど処分した頃にやっとまた飼う気分になった
と言うより、心がフェレの癒しを欲し出した 。

簡閲高速をすっ飛ばし…練馬までお迎えに 行く。

このフェレット、ブラックセーブルなのだが
かなり辛い思いをしてきたのか、噛み癖が物凄い
家にかえる途中の高速で、キャリーバックの上から触ったら
血が出る程牙をたてられる。

帰宅して３日間、脅かさずに見守りながらそばにいるが、毎日流血騒ぎだ
噛んだ後に、頭をひねって牙をもっと奥まで食い込ませ…食いちぎって餌を運び去るように
体で大暴れするので、牙が肉を貫通する勢いだ。

部屋へのバリケードも、全て取り壊してしまっていたので…全て作り直しに３日かかる
昔の教訓を活かして、なるべく楽で、なるべくいたずらに対抗できるバリケードを作成。

今は今後の成りゆきを見守り中。

　8月14日　やっと仕事終了…

終ると次、終ると次…で休息の時がないこの数ヶ月
そのすき間に、講師の仕事が入り、休息どころか寝る間もない日々

日記もmixiで更新しているため、こちらにはほとんど更新が無く
新作映画を見ても感想を書く時間もない。

体調とか、健康とかを考えているより〆切を落とさないことが最優先。

これじゃ身が持たないと思っていたら、今回の仕事の後まだ連絡が無い。
この機を逃さず規制を敢行！！！

明日出がけに電話が来たらアウトだろうし、帰省中でも携帯に連絡が来たら
内容によっては、とんぼ返りを余儀なくされるであろうが…
あえて、敢行する。そう心に決める。

　7月5日　あいつぐ〆切に…

このところ、徹夜で専門学校の講義に赴くことが多くなる
この日も、まともに２日間眠らずの遠征。
朝から頭が重く、フラつくなかでの講義。

身体中から冷や汗が出て、立っていられない情況下
こういう時に限って、学生から質問責めに合う 。

午前中漫画科２時限の講義、午後 アニメ科４限分講義…計１８時間
（自宅を出てから帰宅まで）
当然の事ながら帰宅は終電間際 、それでも〆切は待ってくれないので
今回はノートパソコンにデータを入れて学校に、しかし寝ていないので
目を開けて講義するのがやっと、原稿にまで気が回らない。

午後、食事をすると眠くなるのも承知だが…
朝もギリギリで講義内容の資料やデータを打ち出してからの無睡出勤だったので
朝食は駅でのドリンクチャージのみ
学校近所のコンビニで おにぎをを買って食べるが、このお陰で
午後…でっかい睡魔に襲われる、休憩時間にまたコンビニに走り
眠気覚ましドリンク（モカ）を購入…が、しかし…これが一切効かず（なんでじゃ）

そんなこんなでなんとか２日後原稿をアップ。こと無きを得る。

中１日の休息を置いて、またまた今日から次の原稿に取りかかる。
休息と言っても、部屋の片付けと、原稿用資料の整理と、食料品の買い出しでほぼ終る
戦士に休息など無いようだ、重くこった肩と霞んだ目を抱えたまま、また戦地に赴く。

デジタルイラストの直しが来て、大至急直し原稿を描く
とは言うものの結構目算を誤って時間が押せ押せに…

結局、２日間マトモに寝ないまま専門学校の講義に出かける朝までかかる始末。
終らせたのは良いが、まだ学校での講義用の課題作成が終っておらず
出かける時間２時間前に、必死で作成。

結局無睡のまま出かける事になる、今回はさすがにきつかった
途中何度か、立っていられないと感じたし、授業中も倒れるかと思う場面 が幾度となくある。

肝臓も完治していないし、こんな事をしていてはいかんと分かってはいても…
こうでもして働かないと、去年一年の穴を埋められないのが現状だ。

さすがに帰宅の頃は、もう記憶に無いほどボロボロだった、
お陰で　翌日は使い物にならなかった。

連載漫画の〆切の後、昼型の生活に戻す予定が…戻しきれず
最後まで、一日 起きてるような寝ているような 　ぼんやりな一日

結局土曜日の講義課題を作っている間に当日の朝になり 結局一睡も出来ず…
そのまま授業に出向く。

土曜の朝６：００の電車が混んでいて一睡も出来ず(=_=)
午前中の授業３時間は、気を張って授業をするが…
昼食時に疲れはピークに しかし食事を摂らないとキツイので無理やりに押し込む。
出欠席を端末機に打ち込み 午後の授業の課題をまとめながらの食事。
そこへ…アニメの教務から「明日の打ち合せをしたい」と言われ 食事もそこそこに打ち合せ。
実は日曜日に、体験講義（入学希望者用の体験講習）を依頼された。

土曜日に９時間授業の後、終電で帰宅し日曜日も登校はキツイが今月は少しでも
収入を上げたいので、安い講師料で泣く泣く受ける。
（往復の時間を入れるとコンビニのバイト以下とは、前代未聞の低賃金）
それはともかく、午後の授業時に学生に課題をさせていると
バカでっかい睡魔に後ろから羽交い締めにされる。

必死で操を守ろうと試みるが…不覚にも意識を失う事２〜３回、
気を取り直して最後まで授業完了。
帰りは足を引きずるように終電間際で帰宅 普段ならここでひと安心なのだが、
翌日も授業なので プロジェクターに投影する講義内容を整理してＣＤ-ＲＯＭに焼き
翌日に備える。来週も土日勤務予定だ…倒れるなよ〜オレ(=_=)

家内の実家から大量にスルガエレガント（美味い甘夏）を頂いて帰るが
息子と２人では食べきれず。

１日に１個づつカビが生えていくので
ここは加工すべきと思い立ち。

２０個以上の甘夏の皮をむき、皮はマーマレードジャムに
身は適当にほぐして、グレープフルーツジュースと寒天を混ぜて煮込みゼリーに

皮をむくだけで ２時間かかる、爪の隙間が裂けて右手から左手にチェンジ
ゼリーは簡単なのだが、問題はマーマレードジャム。

皮が硬くなりかけているので、柔らかくなるまで煮込む
下煮に一晩かかるヽ(´ー`)ﾉﾌｯ

それからレモン汁を加え（これを入れないとゲル化しません）
ゼリーは２０センチ角のバット３杯分も出来て…ジャムも市販の大瓶サイズが
２個も出来る。

息子にマーマレードは好評で、５日程ですでに１瓶たいらげてしまう勢いだ。

講義初日、３時間睡眠で課題と年間授業内容を作成 ５時起きして弁当作って駅まで自転車をこぐ。
「あっ、！！今日は土曜日だ」
通勤ルートを 平日時刻でネット検索してしまった事に 駅のホーム初めて気づく。
土曜日時刻は…？？？？？

うげっ！
あと３０分も待つじゃないか！！！ これは別ルートを回らないと間に合わないぞ！！
初日から遅刻はまずい。
隣のホームから、八王子行きが出るところだ、あれに乗ってＪＲ経由で 向かうのが得策だと判断。
ところが乗換駅でホームを探している間に、電車が出てしまった！！
どうやらＪＲが遅れていたらしい。

万事休す！！！

おまけに…いったん入ったが、ここで待っていられないので、私鉄の隣駅まで歩く事にする…
と 駅員に一旦入ったカードを渡すと、それをどう処理していいか分からない様子
機械に入れてスッタモンダ…で「早くしてくれない、間に合わなくなちゃうから」って言うと

同僚を奥の部屋から呼んで来て、またスッタモンダ…
俺より確実に年上のオッサン２人だが…仕事が出来きねぇ〜〜〜！！何年勤めてるんだＪＲに

１０分で行ける駅なので１７分余裕が有ると安心していたが そこでオッサン２人にブロックされて、
７〜８分ロス！！

その駅から…ひと駅走って隣の私鉄駅へたどり着く 駅の改札で急行が行ってしまう、
_|￣|○　ガックリ
既に汗だく。

電車に乗ると、北海道のネット仲間が「今日東京なんだ、あまり時間無いけど会う」って携帯メール
「だめだよ〜〜オレ今日から講義だもん！…あ、良かったら見学する？」と申し出る。
誰か知り合いが同席したほうが…初日だし 緊張もほぐれていいかもって思った
ところが都内から遠いので断られる（＞＿＜）
そんなこんなで、２時間半もかけて学校までたどり着き、この学校初めての講義

ま、講義内容も散々でした。┐('〜`；)┌

１年間続いた、インターフェロン治療がひとまず終る。
半年の予定が、途中で陽転して、半年伸びて…３月の検査に今後がかかっていた
とは言っても、これからの１年間に再発する人が一番多いので、気が抜けない情況らしい。

これでインターフェロンと投薬の副作用に悩まされることもなくなるだろう。
倦怠感、眠気、鬱、発熱、食欲不振、皮膚疾患…こんなにマニュアル通りに
副作用が出なくても…と思うほど、片っ端から副作用の攻撃には閉口した。
あと一週間投薬は続くが。

これからは…月に１度の血液検査。試験管５本分も採血されるのは嫌だが
それも陽転していた場合の検査なんで、仕方がない。

今回陽転したら、この年だと…もう今現在のインターフェロンでは治癒は不可能でしょう…との事 。

つまり、新たな新薬の認可を待つしかないようだ。
何はともあれ、１年間で体重１４ｋｇ減、体脂肪率１０％減、胴回り１６ｃｍ減…これが
インターフェロンダイエットのパワーだ！！（＞＿＜）

あ、そうそう髪の毛も減…(T_T)
しかも男性の場合、殆ど元には戻らないとか〔再(T_T)

それでも毎週　治療の度に万札が数枚飛んでいく 恐怖からは開放される。

関西から１０年来のネット仲間が上京なので
オフ会開催。

１２：００に新幹線東京駅着なので、その前に仕事の打ち合わせを
１つ終らせる。

自宅を６時起きで飛び出す。はたして夜まで持つのか今日は？
朝の打ち合せも、自宅から２時間以上かかり、何度も乗り換える場所
それだけで疲れ切る（体力ね〜〜）

１時間予定より早く終り、担当が「食事でもしていきますか？」と言ってくれるが
来る途中の電車で 仕事する予定が座れず、仕事ができていないので
「駅で仕事します」と、お断りして東京駅へ直行

『銀の鈴待ち合わせ場所』で腰を下ろしながら 原稿の原作に目を通す。
ネームを切りながら、今回の原稿料にすると…かなり厄介な内容だと頭を抱える。

そうこうしている間に、待ち合わせ時間に
東京駅で昔のパソコン通信仲間４人と合流…実に懐かしい。まるっきり同窓会だ。

そのまま中野へ行って予約してあった中野サンプラザ１階で昼食
そこに新たに２名合流。予定より３０分も長く話し込んでから…中野ブロードウェイへ
みんなかなり濃い趣味の持ち主なので、各店舗で立ち止まっては商品説明を
その分野の詳しいメンバーが御説明。幹事はやること無し(^_^)

そこに新たにもう１名加わり、最後に喫茶店にてお茶をのみ主賓を
新宿のホテルまで案内、チェックイン後夜の部となるのだが
ネット仲間が…幹事を引き受けてくれて、その方におんぶに抱っこ
私は昼の部飲みで帰宅。

久々に昔のパソコン通信仲間と会い、インターネットなんてものになる前の
懐かしい 昔話に花が咲く。

愚痴ってばかりの最近の自分が１０年前にタイムスリップしたかのような
懐かしい感覚とパワーを仲間達からもらった１日だった。

アニメ学科の最後の講師会議。
泣いても笑っても今回限り…これで学校ともお別れだ。
ついつい話し込んで、その後の編集との待ち合わせにだいぶ遅れる。

後楽園の駅の喫茶店で編集と新連載４コマ（企業誌）の打ち合せ。
またまた話し込み押せ押せに…

家内と息子が一緒に都内に出てきたのに…全然帰路につかない私にじれている
「先に帰ってくれ」とメールして遅れて帰る。

帰宅すると…ＯＳ9がクラッシック環境で作動する最後のＭａｃ
Ｍａｃminiを家内がすべり込み購入していた。

早速初期不良チェックにWin機のモニターに接続チェック。

とうとう１７台目のパソコンが我が家に来た。
頑張って働かないとなあ…

　

体験学習の頃からの講師を入れると…４〜５年間やってきた漫画学校の講師の仕事も
先日でいちお終了…あとは 補習のある生徒の指導と…生徒の最終プレゼンの見学を
残すのみ。

それでも今年の生徒は真面目な生徒が多く…
すぐにでもデビューが決まりそうな生徒が数人いる。

やっぱりプロデビュー出来るやつは性格だね。
絵がいくら上手くてもデビュー出来ない生徒は沢山入るし、絵がめちゃくちゃ上手いのに
つぶれていってしまった同期の漫画家達も数えきれない。

結局はフリーランスの作家ほど、人とまともにつき合えないと仕事は出来ないし
人の意見に耳を傾けられる者が残る（人の意見に迎合するという意味ではない）
敬愛する先輩漫画家は、アシスタントの意見にも耳を傾ける売れっ子だった…
そんな人は相変わらず第一線で活躍している。

生徒を見ると、だいたい漫画家向きの資質があるかどうか第一印象で分かる。
絵が最初から上手いやつほど、在学中に伸びない。天狗になっているからだ
下手でコンプレックスのある奴で、根性で頑張るやつだけが生き残っていけるのがプロの世界だ。

自分だけの好きな漫画をノンビリ描いていたければ、そこらの売れない同人誌にでも描いて
周りから「○○ちゃん上手いねえ」って言われて、いい気になっていればいい。
しかしそんなのはプロフェッショナルじゃない。〆切を守れて編集の希望を叶えつつ
自分の漫画にしていけるのがプロだ。

教え子達には、そんな世界にこぎ出して行って欲しいと願う。.
若手がいいものを描くことが、今後の漫画界を支えていくのだ…

彼らとどこかの出版社のパーティーで、会ってみたいものだ。

それにしても一仕事終えたあとの、この脱力感は何なんだ？何もする気がしないほど力が抜けてしまった 。

　

朝まで徹夜仕事まがいに原稿のラフを終らせ…
早朝２社にＦＡＸを入れて…

「解除！！！！」（爆弾処理班が、残り数秒で起爆装置を解除した＼(-o-)／ …てな感じ）

そこからはつかの間の時間…１年ぶりにＲＰＧツクールでゲームを作り出す。
『フェレゴンクエスト/永遠の友ヘのレクイエム（仮題）』…１年ぶりの再開に戸惑う。

病気治療中（今もだが）は集中力が欠如していてフォーチャートとかマップ作りシナリオ…
全てに集中できなかった。

しかし、１年ぶりの再開で…伏線やらシナリオのかくしキャラとかが、メモを見ても
理解出来なかったり…隠しボタンやプログラムの誤動作が起きていて…
バグ取り（プログラム修正）だけで何日もかかるしまつ。

例えば…取った宝箱の中身が、何度も取れたり…とったあとの宝箱が開いていなかったり
単純なミスの連続で…１日なんかあっという間に過ぎてしまいう。

昨日も昼を食べそこね …家内からお叱りを受ける
一種、ささやかな現実逃避なのだ…仕事もやらないといけないのに。

何社か営業にも、回ったが未だ連絡が無い。
たまたま、某プロダクションから「印税振り込み」の連絡が昨日あったが…
％を知るかぎり…さほどは期待できないだろう。

早くゲームを終了して配付したいものだ。

ちなみにタイトルの『ＦＥＲＥＧＯＮＥ』とは…ドラゴンクエストの「ドラゴン」とは違う
元祖はＧＯＮ…私のはＧＯＮＥ
つまり、フェレットが逝ってしまった…という意味で
今は無きフェレット達を偲びながら作成しています。完成まで今しばらくお待ち下さい。

完璧なバグ取り前の、ベータ版を希望者には配付します(^_^)

息子がインフルエンザにかかった…バイトを４０度の熱で早退。
冬休みがあと２日で終って、少しは昼間自分だけの時間が出来て
仕事も少しははかどると思い気や…何のことはない５日の安静自宅待機を
申し渡され、学校を２日公欠にすることになる。

初日タミフルカプセルを１錠のところを２錠も飲みやがって、心配で問い合わせたら
病院から「ショック症状が出る可能性もあるので…目を離さないように、もし何か異変が合ったら
すぐに病院へ連れてくるように」と脅されたが…何事もなく一晩が過ぎた。
翌日はお粥と、ゼリーやプリン類で何とか食事をさせ薬を与える。

今日などは、もう熱も平熱にもどり（私のが注射の後で熱が出てるほど）
寝ているのも飽きたらしく、ＤＶＤが見たいと言うので、レンタル屋に走ってやる。
正月休みに観だした『チャイルドプレー』を気に入り…シリーズ５本目を、本日見終わる。

この映画は面白いのは２までで、そこから後はどんどんＢ級の駄作になっていっている。

さてあと２日後から本格的に、私も仕事始動だ…

正月から親指をザックリ切ってしまった…息子が年賀状配達のバイトを郵便局でしているため、
弁当を作ろうとして、長ねぎを薄切りにしながら…よそ見をしてしまった。
（包丁はそれでも動き続け…）
爪と一緒に…左の親指の先に包丁が半分まで食い込む。何度か指を切ったこともあるが
さすがに自分で切った瞬間「ひょええええ！！！！！！」って叫んだのは初めてだ(^.^;)

血がなかなか止まらず…それでも息子の弁当は作らないわけにはいかず
弁当作って洗濯モノを干して…してたら血がいっこうに止まらず…今は何とかキーが打てるくらいに(^.^;)

さて伊達巻きもあと一本しかないし…そろそろ正月も終わりだ、正月明け早々ＦＡＸ予定の仕事も
早く 終らせないと。

今年は持ち込み原稿を、必死で持ち込まないと…
年末にバタバタと連載が中断してしまいまいたから大変な年になりそうです。

家内が帰省中なので、私一人で 大晦日ギリギリで仕事部屋の大掃除と、
伊達巻きを作りをして…何とか正月を迎えています。
さすがに今年は、焼き豚は断念。