専門学校の講師日、今日は2年生なので気が重い。
1年生は漫画を描く意欲満々なのだが…どうも2年生はダメだ
ほとんどが漫画からイラストに変更しており(イラストの方が食って行くのは大変だと思うが)
漫画よりは簡単そうに見えてしまうのが落とし穴だ。
しかし、イラストレーター志望者は登校してきて絵を描いているからまだ良い方で
漫画家志望者に至っては、志望というだけで…描いているかといえば、全然描いていない。
私に言わせれば、お遊びの域を脱していない。
その中の男の子が、アシスタントを志望していたので
友人の漫画家プロダクションに問合わせの電話をかけてやるが…「今はいっぱいだということ」
その電話の最中も、その男の子は居眠りしている…┐('〜`;)┌
アシスタント希望?やる気あるのかね?
そもそも授業中に居眠りをしている段階で、紹介する意欲も失せるというものではないか?
ま、卒業すればいいのだろう。
4月から8ヶ月間で、完成作品が1本もない生徒までいる…論外だ(^_^)。
そのために、ともかく作品完成まで授業時間を割いているのだが…
「学校で作品を書いてるなら…家でやっても同じだ、それなら来る意味がない」と言い出す
そもそも自宅で描かないから、完成がここまで遅れているのではないか?
何が悲しくて、授業時間を作品制作の時間に費やさねばならんのか?
自宅で描けないやつが学校で描くのがいやなら…学校など辞めてしまえばいいのに。
毎度の事だが、やる気の無い生徒ほど不平不満をまくし立て、原稿の出来ない理由を
それらのせいに仕立てるものだ。
そのしわ寄せが、全部こちらに来るのだからたまらない。
この日も、5時間生徒に原稿をやらせておき(と言うか終らせないことにはどうにもならない)
私は座って、生徒の制作を…ただ見守るのみ。
ああヤダ、こんな事していて講師料をもらうのが一番いやだ。