2004年1月〜2月までの記録
眠らない漫画家彦ぷんの睡魔との闘いの記録
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最終2004/3月24日更新
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本能寺?  転職? 新連載 &危機
笑っていいとも 出演 睡魔に 襲われて
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03年5月〜9月
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誤字脱字は、多忙がゆへと…寛容なるお心にて御容赦下さい。(気づいたらご一報を

▼2月27日(金)打ち合せ途中で、意識不明に


他の先生の授業の、アニメマンガ学科の生徒(1〜2年合同)の作品発表授業の
採点係としてお呼びがかかる。
でっかい学校の本館の、初めて上がるフロアと、初めての部屋、
その 中に生徒がパソコンを前にうじゃうじゃ
その一番後ろの席で、にぎり飯を食べている白髪の漫画家発見。
恩師の望月あきら氏である。ご無沙汰していたので…しばらく近況などを話す。
先生は体調をくずされており、しばらく休養していた事も有り、山ほど薬を飲んでおられた。

40分ずれ込んで、授業開始。
プロジェクターを使用しての、生徒による、自作の漫画やアニメの発表である。
ひとつの作品が終了すると、それに対しての質問や寸評を述べる役柄だが。
最前列に鎮座して、生徒にあれこれいちゃもんを付けるのは、性に合わない…
しかし、 仕事なので仕方がない。

望月先生が、作品をけなせば、生徒が可愛そうなので、褒めてやり
先生が褒めれば、ちょっときつめに、悪いところを指摘してやり…と思いつつ
何だか段々きつくなり、ボロカス言っていたような気がする。
だって望月先生が 「なんだこれは、眠くなった」とか「全然つまらん!」とか
かなりストレートな酷評続きで、ついついつられてしまった(^^;)

他の先生は、パソコンソフトの操作だの音響のずれなどを指摘する中で
漫画家は私と先生のみなので、漫画の何たるか(^^;)などを延々と説教垂れたようだ(^^;)

帰りに、今まで教えていた上級生の生徒達に、呼び止められた。
そこで 、お別れとお礼を言われ、リボンのついた花束を渡された。
なんか… ちょっと「先生もいいかも」と思いながら 望月先生と、一緒に駅まで帰る…
いい年の男が、大きな花束を抱えたまま歩く様は、端から見たら、何とも滑稽に違いない。

私はその後、科学イラストの打合せなので、駅で先生と別れて池袋へ、

さすがに今日は…も(^^;)、寝ていなかった。
事もあろうか…池袋駅構内の喫茶店で、編集との打合せの最中 ウトウト(~O~)
はっ!!と、気付くと、げげ〜〜〜打合せが勝手に進行している!!!!!!!!
見ると、覚えの無いメモ描きまでしている…こ、これは?????
私が描いたらしいが、訳のわからない落書き…唖然

それとなく…もう一度、編集とそのイラストの部分を話してみたら…
まるっきり記憶に無い、覚えていない(-。-;)?

こりゃ大変と、再度…気付かれないように、編集に最初から確認 (気付くよ普通 )。
編集さん(女性も)「寝てたのか?お前!」って、 絶対に言いたかったと思う。
寝ていながらの打合せで、私は何を言いながら、この落書をしていたのやら…
自分が怖い。

わずか10点ほどのイラストの打合せに、1時間もかかる(-。-;)
(寝ていなかったら、半分の時間で済んだろうな、編集さんごめんなさいm(ToT)m)
ああ、今日は疲れた…しかし、何はともあれ本年度の授業は、これにて終了した。

が、しかし…あと1週間は厳しい締め切りが続くので、気が抜けない情況にある。


▼2月25日(水)落第間際の生徒の補習


本来なら授業の無い日なのだが…落第しかけている生徒〔出席日数が足りない)の
特別補修のため、学校に行く。ところが朝トラブル
1時間も遅刻してしまったのだ…
大慌てで、課題を学校にFAX、アニメ科主任に「スイマセン、僕が行くまでに
これをやらせておいて下さい 」とだけ伝言して大急ぎで電車に飛び乗る。

「欠席だの遅刻だので、落第などとは、怠慢にもほどがある…と、一喝してから授業開始
って思ってたら、とてもこんなこと言える情況に無い(^^;)

「いや〜〜〜スマンね〜〜〜」って、売れないお笑い芸人 の様に教室に頭を下げ下げ入室
しかも、来た生徒は課題を最後まで上げられないし┐('〜`;)┌

20回の講義に半分以上欠席して、補習を5時間ほどやって単位を取れた日にゃ
真面目に全日程出席している生徒に申し訳が無いよな。

私は、やる気の無い生徒には協力する気はないので、落第させてもいいのだが
親御さんお気持ちと、学校側との間に立って、単位をあげざるをえないのだ(>_<)

ま、やる気の無い生徒は、学校を卒業してもプロとしての成功は無いだろうな 。
さて、帰宅して成績変更をしないと…疲れる


▼2月24日(火)歩く


川越くんだりまで出向き、ソフ○ップのMacフロアに行く。
電車で20分…川越駅から30分近くも歩く距離だ、いつもの1ヶ月分歩いた(^^;)

明日、学校の授業で…教室のモニターに、iBook〔自分のノートパソコン)を繋げたかったので
コードを探しにいったのだが(我が家からいちばん近いMac取扱店) 無かった(>_<)

仕方なく池袋の、ビッ○カメラP館〔以下ビッカメ)へ赴く…
ビッカメ純正店員登場、さっそくコードの在庫の有無をきいてみる。
店員「取り寄せになりますね、モニタにつなぐのにはiBookのコード以外に
   コネクタをかませないとダメですが…それなら下のフロアにありますので
   お買い求めになってから、コードを注文して下さい」
そんなんじゃ、間に合わん…

そこに黒ずくめの店員が通りかかる。 そう、Appleの派遣社員だ、純正店員には申し訳ないが
ことMacに関しては、店員を信用してないので、Apple社員に改めてたずねた。
Apple社員 「G3iBookお持ちなら…モニターコードは同梱されてましたよね」
「え???そうだったっけ?」
Apple社員 「お待ち下さい、調べてみます。いつご購入ですか?」ほどなくして
Apple社員「やっぱり同梱されてます。もう一度、箱の中を見てくさい、
      コネクタも何も要らないで、そのままモニターに繋がるタイプですから」

「え?ほんと??」〔そう言えば箱の中にあったような…)
結局何のために池袋なんかまで出たやら、まったく〜…純正店員め、Mac売る気無いな。
その前に、箱の中身見てから買いに行けよって。

結局、ザウルスの液晶保護パットと、確定申告用iBookのテンキーボード 買って帰宅。
どっと疲れた。いつも、みんなこんなに歩いてるんだな
毎日通勤している会社員って、それだけで、尊敬しちゃうよ。


▼04.2月14日(土曜)またまた無睡


マンガ学校の来年の授業日程を、データ化するためにパソコンに向い朝までかかる。
そのため、無睡のまま出かける事に。

本来なら、朝1時間ほど眠れたはずなのに…学校の授業前に知り合いのプロダクションとの
打合せが入ってしまった。そのためいつもよりも1時間早めに学校に向かう。

学校前のレストランで、二人の編集氏と打ち合わせ。そのまま目をしょぼしょぼさせて登校

今日の授業は生徒が課題の間は、寝ているわけには行かないが、講義の必要もない授業なので
ほんの少し救われる。

眠気と脱力の中、生徒の授業も観る。
頭が次回の仕事をやるほどは働かないのだ、真っ白な状態とはこの事だろう。

帰宅の電車内でも、立ちっぱなしで眠れず。
帰宅直後、明日提出の別件の漫画投稿添削〔漫画家志望の人が送ってくる漫画の批評)を
1本やらなくてはならず…パソコンに向かう。

お世辞にも上級で無い絵でも、描き手を傷付けないように、次回作への意欲も湧かせないとならないので
添削の文章には、ひどく気を使う。
その後で、来年度の授業予定のデータの直しを何ヶ所か施し、いつの間にか朝になる。

参った、朝までに連載漫画のネームも上げなくてはいけないのだ〔困った)
しかし、ここまで眠くてはどうにもならず。
家内が5時に起きたとき、1時間だけ寝て起こしてもらう。
そうして今日の眠気と原稿の戦いが始った。

午後…いっこうに終る気配が無い
仕方なく担当編集に電話「前回の仕事が遅れに送れて、今日からそちらの原稿に
取りかかっているんです」
編集「んじゃ、仕方ないから、月曜ラフFAXが届けばいいですよ」と言ってくれる
ドット眠気とともに、訪れる解放感。

さて、録り溜めて観てないドラマ見よ(をい!!寝ろや)
夕方、寝ないで…息子の餌を用意して、私はファミレスにネームに出る。
別の〆切が重なっているので、ここで寝たら際限なく寝てしまいそうなのだ…眠くても
眠れない(T.T)

 

 

 


▼04年2月4日(水)学校の後、アニメライター氏と


朝まで仕事、それでも今日は漫画学校の日なので…1時間だけでも寝ようと思うが
結局寝つかれず、無睡のまま漫画学校の仕事に出かける。
途中の電車で出来るだけ座り、出来るだけ寝る。

クタクタで漫画学校の仕事終了。
今日は、新宿の漫画プロダクションで、人に会う約束をしていた。
8年ほど前からのネット仲間で、シナリオライターをやっている友人と半分仕事で
会う予定だった。
久々の再会。 しばらく映画の話しや、シナリオライター氏の今度出版する小説の話しをする

今回は、ライター氏が、自分の冒険小説の本の表紙を、私の知り合いの漫画家氏に依頼ついでに
私と会う事になったのだ。

彼は、『名探偵コナン』『探偵学園Q』『金色のガッシュベル』『ボーボボ』(^^;)等の
アニメシナリオをはじめ、ドラマや演劇のシナリオまでこなし、
『ソニックX』等のシリーズ構成をする売れっ子シナリオライターだ。

再会を祝って、帰宅途中で食事をする事になり。高田馬場のしゃぶしゃぶの店に入る。
そこで…2時間ほど、食って飲んで話し込む。腹いっぱいしゃぶしゃぶを腹に叩き込み
お勘定は、すっかり出させてしまう事になったm(_ _)m
店に、私の仕事で編集から電話が入り「そろそろ帰りましょうか」と、店を後にして別 れる。
編集にもせっつかれ、朝までにラフの下描きをFAXする事になる。

帰宅途中の電車で30分ほど寝ておいて良かった。朝までまた眠れず…
3日間まともに布団に寝ていない。

翌朝
やっとのことでFAXして、家内が出かけるまでの1時間だけ布団で寝る。
寝ぼけ眼で車を運転して…家内を駅まで送り帰宅してから眠る予定が、目が冴えて眠れず
仕方なく、洗濯をしてその間仕事をする。午後3時間だけ睡眠をとる。
さて次の仕事が待っている。
編集からの連絡を待つ間、録り溜めておいたドラマをコーヒーを飲みながら見る。

家内には「そんな時間合ったら寝れば」と言われるが… これが私の至極の一時なのだ。


▼04年2月2日(月)来年の予定?


いやいや、来年と言っても来年度(^^;)
漫画学校の来年度の講師を継続依頼されたので…来年の一年生の
毎日の授業内容を作らないとならないので…数日間、悩んでいる。

来年度の生徒は、そこそこ描けるようなので…初心者向けのカリキュラムでは、
退屈してしまうだろうし…かといってあまり専門的な事でも付いてこられないだろうし
提出日が迫っているのに、まだ悩んでいる。

明け方、気分転換に…煮物を数点作る。
大根とイカの煮付け、薩摩揚げと煮卵とコンニャクの煮物、豚ブロックの煮豚、ダシ巻き卵
家内と息子を送りだしてから昼まで寝る。

そこにタイムング良く、科学イラスト編集から連絡。今夜打ち合わせである。
時間ギリギリまで原稿に向い、電車に飛び乗り15分、待ち合わせ場所の喫茶店にて
編集を待つ間、来年度のスケジュール表をまた開いて悩む…

そこに編集さん入店。
2時間半の打ちあわせの末、かなりタイトなスケジュールだと判明
大慌てで帰宅。今日は家内が帰宅しない予定なので、息子に遅めの夕食を食べさせる
いよいよ明日、息子の入試面接だというのに、家内は仕事で戻れず、私は10時帰宅
息子も呆れて床につく。

私は入浴後、原稿の下描きと、キャラクター設定に取りかかる。
朝まで眠れそうもない、息子が面接に遅刻ではシャレにならん、かといって寝たら起きれまい
朝まで仕事しながら、起きていて、朝飯に納豆でも食べさせようかな(^^;)

 


04年1月29日(木)溜まったドラマを見倒す


HDに録り溜めた、春から始った新作ドラマを、夜中に2〜3時間づつ観る
最近は夜中に、煮物や翌日の総菜を煮込みながら録り溜めたものを消化するのが日課だ。

『プライド』『僕と彼女と彼女の生きる道』『ファイヤーボーイズ』『奥様は魔女』
『エースをねらえ!』『砂の器』『新撰組』『ちょっと待って神様』『牡丹と薔薇』etc…
その中で…
『僕と彼女と彼女の生きる道』が一番面白いが…『砂の器』もそれなりに見せる作品だ
淡々とした中に、次回も見てみようと思わせる引きを秘めている。

『プライド』も野島シナリオの尻上がりの視聴率アップが健在だと感じる展開になってきた
初回観たときよりも、面白くなりつつある。
と、ここでドラマ批評をしたところで何にもなりゃせんので、やめとこ(^^;)

旭川ネタの連載漫画(4コマの2月26日発売分)…追加を担当から申し渡され、
朝7時前からファミレスに出向いて、頭をひねる。
2時間で出来上がり帰宅。

洗濯機を廻している間にノートパソコンにデータを写し
コタツにて、TVを観ながら仕事をする。
足が寒いので、この時期はコタツトップパソコンに限る。

そのまま眠くなり(2時間しかねてないので、当り前だ)ちとウトウト

******** 仕事でコタツトップ、足はヌクヌク、手も抜く抜く(彦ぷん)********


▼04年1月26日(月)ネームにファミレスへ


北海道ネタをファミレスにて練りながら…行き詰まり
携帯で旭川の友人にメールする。
雪の話しや、北海道の仕事の話しを聞き…ネーム(上の漫画家用語参照)のヒントを
模索しながら3時間を過ごす。

今日は家内が帰宅しないので…息子と一緒に夕食をとる。
とは言っても、仕事があるので深夜また机に向かわねばならない…暖房が故障中で寒い
細かい仕事が散在していて、どれから手を付けて良いやら悩みまくる。

先日、知り合いの編集プロから、いろいろな共同企画を持ちかけられているが
あれもこれも…そんなにまとめては出来る時間はないので、ひとつづつ片づけていこうと思う。
まずは、連載漫画のネームから、次に持ち込みようの原稿だ

最近はホームページの更新まで時間が回らないでいる。

 

                                                                  
04年1月21日(水)漫画家と飲む


相変わらず、意欲の無い生徒達に囲まれ、悩む。彼らにとって何が最良なのか?
私は、自分が出来る最善を尽くす。でっかいホワイトボードを抱え登校する。
資料や課題も持ちきれない…しかしそれも追求心の無い生徒には、無用の長物だろう。

生徒達用の資料を作りで、2時間睡眠の上風邪の熱でクタクタだ

帰りに、友人のシナリオライター氏の頼みで、知り合いの漫画家氏に会いに行く。
シナリオライター氏が本を書くので、その表紙を有名漫画家のI氏に依頼したいというので
私が間に立つことになったのだ…I氏のプロダクションに数年ぶりで出向く。

玄関に入ると2階から、偶然I氏が降りてきて「ちょっと出よう」と言う
聞くと…近所の飲み屋に、編集プロダクションの編集者数人と原作者とかが飲んでいるという

<新宿の飲み屋>
居たのは、知り合いの方ばかり、そこで早速漫画学校の話しになり
私が生徒に対する思いを告げると…
漫画家のI氏が「お前は、真面目すぎるよ、そんな連中は漫画家のプロになんかなれないんだから
真剣になるだけ無駄だよ。技術を漫画学校で学ぼうなんて考え自体が、根本的に間違ってるよ」

編集氏Y「あのね…そんなトコに居る生徒は、根性なくて使い物にならないよ、逃げで
学校にいるだけだから」

「中には真剣に漫画家になるよう頑張ってるのも居るんですよ」
編集Y「聞くところによるとその学校にNって漫画家も居るんだろ」
漫画家I氏「えええええっNも居るのか?だったらダメだよ、あいつは口だけで漫画界を
渡ってきた漫画家だから、お前に勝ち目はないよ。生徒の支持はあいつが取るだろう」

「しかし…生徒をプロにするために私だって真剣ですよ。寝ないで考えてる」
原作者S「そもそもそれが違うんだよ。Nみたいに、ご機嫌取りながら当たり障りの無いように
卒業だけさせてやればいいんだよ。どうせモノになんかならないんだから、そんな連中」

編集T「真面目だからなあ、キミは…生徒に真剣にぶつかってなんか行ったって、今の子供は
うるさがるだけだって。軽くあしらっておけばいいさ、プロはそんなに甘くないんだから
講師に苦情言ってる間が合ったら、1本でも作品あげろって言いたいよ(^_^)」


その後、漫画学校の話しは笑い飛ばされ、半数が帰った後、編集氏と漫画家だけで
しばらく取り留めもない話しに興じる。
終電で帰宅。満員電車に揺られながら…来期の講師をどうするか…
今後どう生徒に向かうか、考えて胃が痛くなる…彼らの言う通りいい加減に接していれば
卒業してしまうが…あまりにもそれでは真剣にやっている子供には申し訳ない。
オレの思いが生徒に届くことはないだろうが…せめて1人でも自分の夢を掴むことに
援助できたら良いのだが。

彼らからの信頼をえるためには、メジャー誌で連載でももって居なければ無理なんだろうな
彼らの価値観とは、熱意のる講師ではなく、メジャーな有名作家なのだろう。
確かに、若いころは私だって、そう思っていたに違いない。
電車が最寄りの駅に着き、寒空の下…そんなことを思いながら背を丸め帰宅する。


▼04年1月16日(金)車で都内へ


外出予定だったが、息子が吐き気があり具合が思わしくないので、学校を休むというので
様子を見ながら… 仕事を終らせ、録り貯めたドラマをチェックしていたら…携帯に連絡

仕事で都内に出向いている家内が、プリンター(自分が欲しかった)を格安でゲットしたという。
車で迎えがてら都内まで出向く。高速を1時間飛ばし、高田馬場へ。

久々の馬場は人が増えていて驚く。
私の青春時代の面影は、今や高田馬場にはもう無い。

家内と世間話しをしながら帰宅。
本来なら、この週末…友人の映画オフ参加予定と、新作映画の試写会も何本かあったのだが…
息子以上に私の体調も優れないため断念
ここで寒風吹きすさぶ、電車のホームに立ち尽くしては来週もまた、風邪で仕事にならなくなる。


04年1月14日(水)今年初の漫画学校


発熱性の発疹が、顔面に発生…毎度の事だが今回は薬を飲む前に大分広い範囲にでて
鼻の下に真っ赤に腫れ上がって、1日で大きなカサブタになり、でっかい鼻血が
付いているかのようだ ( ̄ii ̄)
それでも、がばがばとビタミン剤と薬をのみまくり(胃をこわすぞ)学校に向かう
体調不良でも学校は休めまい。

が、教室に入ると誰もいない(>_<)
2年生は就職のために、ほとんどの生徒が免許証取得に教習所に行ってしまったそうな。

しかしそれだって後からアニメ科の科長に聞いたのであって、その時は焦った。
教室を何度も確認して、外に出て、エレベーターまで行き階数まで確認した。

仕方なく1時間待って夕飯を食べる…「なんだよオレって?」
思っていたところに、2年生で唯一の本日の登校者が現れる。

あと30分の時間では、何も出来ないので次回の予定と冬休みに見た映画の話しなどをして
残りの4時間の部屋に移動。

1年生は、全員出席していた。
しかし…学校への不満や、授業への不安が爆発
私も体調が悪く対応しきれないまま、険悪なムードとなる。
されど…彼女らの将来を真剣に考えたら、言いたいことは言ってやるべきだと思い
かなり嫌な思いをお互いにする。しかし私は本音を叩きつけたつもりだ。

金が無駄だと思うなら、専門学校などやめればいい。誰かに何かを教えてもらうのではなく
奪う気持ちで向かってきて欲しかった。どんな微々たるものでもつかみ取れないやつは
プロになんかなれないぞ。
「つまらない、やりがいがない…時間がもったいない」という生徒らに
「オレは自分の人生に、無駄なんか何もなかった…漫画家になった今そう思う」って言ったら
生徒の1人が「先生は、よっぽど幸せな人生を送ってこられたんですね」と言いやがった

切れた
悲しいことを経験しないやつに、悲しい主人公が描けるか!!悲しい気持ちが描けるか?
「どんなに辛い事だって、それは全部自分の漫画に活かせるようにするのがプロだ」

彼女らに私の言葉が理解出来たとき、彼女らがプロであって欲しいものだ 。
そう熱のある頭の奥で、誰かがつぶやくのを…私は遠のく意識の中で聞きながら帰路についた。

 


▼1月12日(月)南極で風邪をひく


南極は風邪ウィルスが凍りついて、風邪をひかないというが…
まんまと風邪をひく。
悪寒と頭痛と、のどの痛みに加え、はな水まで垂れだした(>_<)
受験生の息子に、この時期うつしては大変と、1日寝ていたが、回復の兆しは見えない
ダイエットどころではないと、スグに力の出るものをと、炭水化物禁止令を解く
早速 なべ焼きうどんや、餅を食べる
しかし量が食べられない身体になっていて、今ひとつ栄養になっていそうにない。

栄養ドリンクとビタミン剤、風邪薬を飲んでまた寝るが…日曜は息子の模試なので
早朝車で送迎、その足で買い物…その後洗濯、風邪だというのに寝ていられない

昨日から熱も出て来て 、雲の上を歩いているようなぼ〜〜〜ッとした感覚のまま
朝からファミレスにて、原稿に向かう。


▼1月5日(月)正月から


正月に、ジョンカーペンターの『遊星からの物体X』のプレステゲームを購入
これが映画の終了後から始る、実に良く映画を理解したゲームなのです。
衛生兵やエンジニアを上手いこと使いながら、ミッションをクリアーしていく
『バイオがハザード』+『メタルギアソリッド』って感じのゲーム。
当然映画のように、物体Xが乗り移った人間と普通の人間の区別は 血液検査でしか解らない。
そのため…仲間の信頼度メーターも有り、武器を部下から取り上げたり 弾を分け与えたり…と
、身を守りながら辺りにも気を配らねばならない 実に疲れるソフトなんだ。 そのために…
なれるまで操作はちと煩雑 その証拠に、部下に話しかけようと思った私は、操作ボタンを間違え
部下の足元を撃ってしまった そしたら「こいつ!エイリアンに取りつかれてるな!」って
部下から一斉射撃、あえなくゲームオーバー(>_<)
んな訳で…夕べも、3時過ぎまで、ノルウェーの南極観測基地にいました。
さて今日から真面目に仕事だ〜〜

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