2003年5月〜9月までの記録
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本能寺?  転職? 新連載 &危機
笑っていいとも 出演 睡魔に 襲われて
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▼12月30日(火)年賀状大失敗(T.T)


百数十枚の年賀状を大急ぎであげて、昼には投函…
夜〔投函から7〜8時間後)印刷残りの年賀状を見直していたら、大変なミスに気づき唖然、

ここ20年来、私の年賀状はクイズ形式にしている
読み捨てられる年賀ハガキで、少しでも受け取った人が楽しめれば…との思いから
始めたのがクイズ年賀状だった。
そんな訳で、今回も年賀状クイズにしていたわけだが…なんとそのミスは
事もあろうか、クイズの答えであった (^.^;)
しかしもう、投函後ではどうにもならない。その日は、思案に暮れて…寝つけず
翌朝…仕方なく、百数十枚を、もう一度印刷。訂正年賀状としてもう一度住所録から住所を拾いだす
夜には何とか、全員分を投函し終る。

大掃除の予定が大幅にずれ込み、部屋はいつもよりちょっと奇麗になった程度。
大晦日に…おせち料理を作って、ソバを打って…と考えたら、大掃除は小掃除に終るだろう。


▼12月26日(金)仕事絡みの忘年会


またまた新宿にて、某科学雑誌主催の忘年会。
指定の時間に行くと、漫画家氏やイラストレーター氏が名刺交換をしている
面識のない編集や漫画家さんばかりにたじろぐ。それでも中に交じるが…居心地が悪い。

いままでの出版社のパーティーの場合…
何度か顔を合わせた漫画家や先輩後輩が 居るものだが、ここは初めての参加なので
居場所がない、そこに、やっと後輩到着。
話しが出来る人間の登場に安堵。

その後後輩の紹介で数人の漫画家さんに引き会わされ、やっと宴会らしくなる。
その後二次会に数人の漫画家氏と編集とで出向く。1時間ほどしゃベくった頃には
終電の時間なので「ひと足お先に」と言い残して店を後にする。

新宿三丁目駅は携帯で調べた、終電に飛び乗れる。しかし池袋でホームに人があふれ
乗らなければならない電車の入り口は、人で満杯状態。
結局…隣のホームから次に出る準急に乗る。

途中で携帯電話でWebアクセスして終電を確認して唖然…
乗換駅まで行っても、既に終電には5分の差で間に合わないのだ。(>_<)

最悪…
自宅から40km離れた駅で立ち往生。仕方なくノートをコンビニで購入して
駅のそばの24時間営業のファミレスで、朝まで仕事をする。

5時間(>_<)朝まで眠気と闘いながら、始発をまつ
長い、この5時間は以上長く感じる。仕事ったって何が出来るはずもなく
それでも食事をしてコーヒーを飲んで、途中デザートまで注文して(^^;)
何とか外が明るくなる頃

無事始発で帰宅、最寄り駅には…雪をかぶった愛車が、主人の予定外に遅い帰りを
凍えながら待っていてくれた。
暮の貴重な時間を、終電に乗れなかったことで失ってしまった。

 


▼12月22日(月)フェレット仲間の忘年会


新宿駅…年末と合ってスゴイ人込みの中で 、フェレ仲間と合流。
なかなか空いている店が見つからず…やっと空席の店を見つけて入る。
久々のアルコール…
いっきに空きっ腹へのアルコールで酔いが回る。フェレ仲間の女性に言わせると
「こんな薄いのはアルコールじゃない」とのこと…(-。-;)
先日急にビールが飲みたくなって、冷蔵庫のビールをちょこっと飲んだら
何年ぶりかのアルコールにあっという間に酔いが回ったが、今回はそれより早い。
しかもグラスの氷の上澄みをすすっただけだ(爆
毎晩飲みに行っていた)建設会社勤務の頃も、あまり飲めなかったが…
ここまで酷くはなかった、長い禁酒生活に身体がアルコールを受け付けなくなっている。

その後ジンジャエールと烏龍茶に切り替え終電の時間に解散。
もっと話したい事や聞きたいことも沢山あったけど…あっという間の3時間
持つべきは、仕事以外の友人だなと実感しつつ、楽しい時間を過ごす。

同じ方向のフェレ仲間と帰路につく。 乗り換えの駅で…寒空の下20分歩いて、
すっかりアルコールも抜けるが、 久々に歩いて良い運動になった。
帰宅途中、続々と「帰宅した」報告mailがフェレ仲間から届く。

しかし私はまだ、最期の乗り継ぎ途中(-。-;)
帰宅してコタツに入って、家内と話しをしている最中にウトウト
「寝ろよ!」家内から一括(^^;)、そのままダラダラと寝込む…あららまだ年賀状も終ってない。


▼12月21日(日)ソバをこねる


あさ、オーディオ関連の配線をスピーカーシステムとTVモニタ、VTR、PSX、CS、DVD
ゲーム…全てを切り替えられるためのスイッチ類を再構築、配線をやり直してクタクタ。
頭が配線図の書き直しでグチャグチャになっているので、リフレッシュをかねて…ソバをこねる。

年越しソバの前にリハーサルをかねて、ソバをこねてみる
パン生地の気分でこねだして…伸ばして切ってみたら、柔らかすぎてどうもソバにならない(^^;)
仕方なくもう一度…球にし直してコネコネ(-。-;)、やっとソバらしく硬くなった。
茹でて、息子に食わせてみたら(毒見させるな)「結構食べられるよ、ってか美味い!」
とのお言葉(爆)
いちおリハーサル終了。
その後さらしあんを甘味料で煮込んで、あんこ製造…今度は粉モノついでに、パンを作る
無炭水化物粉1+全粒粉3+強力粉6で パンをこねる。当然のごとく甘味は人工甘味料のみ使用
あんパン完成。久々のパンを食する(^_^)
仕事の合間が出来て、久々のパン造りとソバが作れた 日曜だった。


▼12月15日(月)年内の仕事終了


まいったぜ、いつになく暇な年末。今年の仕事の最後の原稿を、2日前に発送し終る。
これにて、仕事終了…明日の漫画学校の授業が今年最後の仕事である。

しかし…これは、あまりの暇さに来年が思いやられるぞ…(T_T)
飛び込みの仕事も、もう無いであろう…
それでは年賀状を早めに作ってしまおうと思っていると、電話
連載漫画の編集からで、「もう一本分、今年中に入れておこうよ」と、言うのである
2月の2週目売りの作品を今からやることになる。
PSX(SONYのプレステ2の後機種、ハードディスクレコーダーDVD)が先日届いたので配線と
オーディオ切り替えを再構築して、余分になったビデオやゲーム機DVDプレーヤーらを
一機に処分したかったのだが…また延び延びになりそうな雰囲気だ。


▼12月10日(水)生徒の全員ボイコット?


2週ぶりで学校に行ったら、教室に生徒がれもいない 。「あれ部屋間違ったか?」
何度も部屋を確認、やはりここだ…誰もいない…
10分経っても来ない。

このまま帰っていいのか…いやダメだ。遅刻者が来るかもしれないので、待つ
30分後1人の男子生徒が来る。その後女生徒1人
2人相手の授業 〔男子生徒は直後、途中で無言のまま部屋を出て…就職センターへ
出かけたまま1時間帰らず)
まったくもう、一言「ちょっと○○へ行っていいですか?」くらい言って行けよ〜〜

最悪の自己嫌悪で…悲しくなる



▼12月7日(日)久々のバイハ


日曜だと言うのに、息子の高校模試。見たい『仮面ライダー555』断念して
息子を試験場まで運ぶ。
帰宅途中のファミレスにより、仕事。運良く隣のテーブルのおじさんトリオが
今の連載漫画のネタを提供してくれた〔勝手に会話してただけなんだけど)
3時間ねばって、半分仕事を終らせ帰宅。

家内が友人〔知り合いの漫画家の奥さん)と池袋で会うと言うので駅まで送る。
私はとんぼ返りして、模試の終った息子を迎えに行き、疲れ果てて帰宅。
しかし…いつになくノンビリとした日曜日。久々にゲームをとりだしセット。

何ヶ月ぶりか〔1年以上ぶりか)でバイオハザード3を始める…
最初は記憶をたどる旅に出る〔主人公が置かれている情況も、場所も記憶の彼方だ)
段々と記憶が蘇り、現状を把握したころには、もう時間なので、スイッチを切り
またゲームのキャラクター達は永い眠りにつく〔これじゃ進む訳ない)(^^;)
泣く泣く夕飯…家内はまだ帰宅しない。
今日はダイエット用に大豆を煮込み、裏ごししてポテトサラダもどきを作る
結構家族に好評、その割りには…裏ごしした豆が大量に残ってしまったが…なぜか?

仕方なく、それにホイップした生クリームとダイエット甘味料とカンテンを混ぜて
即席豆キントン風ようかんを作る。

我ながら、最高の美味さ…と思い気や家族からは「豆だ」と不評。
まったく人の苦労も知らないで。


▼12月5日(金)久々の飲み会


朝、終る予定の原稿が、終らず(T_T)…昼過ぎまでかかる。
本来はここまで急ぐスケジュールでもないのだが…年末進行のため、早めに上げておきたかった。
それと…今日の夜、北海道からネット仲間が急遽上京、その迎撃飲み会を予定していたのだ
1時間半睡眠で、必死になって原稿をあげる。結局…終了は午後2時(T_T)

その足で電車に乗り、都内の出版社に原稿を届ける。
数年前に担当してくれていた編集氏が、出迎えてくれる、玄関の応接エリアで、その編集氏と
映画談義で30分ほど話し込んだ後、 試写券を一枚頂いたうえ原稿を托して出版社を後にする。

まっすぐ上野のアメ横へ、衣類の買い出しに出向く。目的は冬用の上着。
アメ横も久しぶりだったが…予算を遥かに上回った商品に、足がすくむ…(0がひとつ多い)
最終的に予算と最高値の中間を狙うが、それでも4万円ほど予算オーバー…(>_<)
仕方なくキャッシュコーナーに向かい、お金を引き下ろして…と、思っていたら…
アメ横通りの 出口付近の店に目当てに近い衣類発見、値段も手頃。慌ててそれを購入。
〔後で家で確認して、サイズが合わないのと、縫製のミスを発見(T_T)安物買いを悔やむ)

そこに携帯が鳴る。家内からだ「銀座のアップルストアにいる」と言うので迷いながら私も出向く
開店したばかりの、話題の銀座のパソコン機器ショールームだ。
私は… 都内の量販店のMacフロアの大きいのと思い、愛機のキーボードカバーを購入しに行った
私がバカでした(T_T)そんなもな売っとらん。
しゃれた感覚のショールーム〔修理もその場でしてくれるらしい)だった。

家内と店の前で合流、
店内を眺めたあと…銀座のキムラヤで800円のあんパンを食べる〔高け〜〜)
家内は帰宅、私は渋谷へと向かう。さてネット仲間迎撃開始だ。

渋谷は相変わらずの混雑模様〔ウンザリ)、現地には今回お声をかけてくれたネット仲間が先着。
北海道からの友人達と、喫茶店→飲み屋〔一次会)へ移動。
友人は良いものだ、色んな場所の色んなところに住んでいながら、ネットで繋がっていると思うと
救われる。
私は末っ子だからか、こういう繋がりを…実にありがたいなあと感じる。

PM10:50
これから盛り上がろうかという時間に、私は電車が無くなるので、泣く泣くお別 れ。
案の定…渋谷駅に猛ダッシュして終電にギリギリ乗れた〔ホントに数秒遅れたら…始発待ちだった)

電車では立ちつくしで、クタクタになって帰宅。フェレットに餌だけやると
自分の風呂も忘れてそのまま朝まで爆睡。つかの間のネット仲間との再会と休憩でした。


▼11月29日(土)インド映画断念


息子の志望校の学校説明会。
そう、今日…本当はインド映画祭だったのだ…が、しかし
息子に 同伴予定の家内が体調不良を訴え、急遽(^^;)私が同行することになる。
インド映画のチケットを7000円(2人分完全指定席前売り券)をドブに捨てての
学校見学会。

雨のそぼ降る…寒い中、電車の駅から20分も歩く高校を往復、おまけに帰宅電車はホームで
2時間待たされ、身も心もグッタリと疲れ果てる。
車ならすぐだったのに、息子が通う時のためにと、歩いてみたのだ。やめときゃよかった(^^;)

 何事もなく終って帰ろうとした駅のホームで、事件発生。
駅の階段に腰掛けてタバコを吸っている 高校生を発見(背丈…私より10センチでかい)
しかし…堂々と吸っているのに 誰も注意しない。そのうち電車が来たら吸い終ったタバコを階段に
捨てて立ち上がった。さすがに黙っていられない
「おい!自分が吸ったタバコだろ、灰皿まで捨てに行け!」と言ってやった
 すると、その高校生、私に目を向けて、これ見よがしにおおアクビ(わざと)をする
私は切れた、「ふざけた大バカ野郎だぜ」って言うと…そこで息子が私の袖を引っぱった。
ふと気づく、この駅は息子が通うことになるかもしれない駅だ…
もし顔を覚えられて、 仕返しでもされたら大変… 仕方なく来た電車に飛び乗る私と息子。
帰宅の電車で息子は口をきいてくれない、よほど恥ずかしかったと見える
しかし、本当に恥ずかしいのは、見て見ぬふりをしている大人たちだろ!!
息子がいなかったら、吸い殻を、その学生の制服のポケットにねじ込んでいただろう。

息子の反感を買ったまま帰宅、するとフェレットの病状が急変している。
インド映画に行ってなくて良かった…行っていたら連絡もつかなかったろう。
行かなかった(行けなかった)事に夜になって初めて感謝する。
大慌てで病院へ担ぎ込む…詳細はこちらにて。

慌ただしい一日は、疲れと悲しみと怒りで幕を閉じようとしていた。


▼11月28日(金)中華丼


編集から電話 「上がってる?何時」
私「今ペン入れ終りましたので、あと3時間でなんとか仕上げて…」
編「じゃ12時で、ヨロシク。」
必死でラストスパートをかけるが…寝ていないためはかどらない
それでも何とか、12:00には終りそうだ、と思っていると
編集から再び電話、「今乗った電車11:40に付くから」そう言って切れる

「をいをい20分早いぞ…」仕方なく途中(セリフの写し込み)をしないまま持参
担当氏、電話ではそのまま帰るといいながら…あったら「電車まで時間あるから飯でも食おうよ」
一番近いホテルのレストランに案内 …編集が頼んだランチを私も頼む

まいったぜ、ダイエット中の私が、何週間ぶりに米の白いご飯を食べざるをえなかった(T.T)
が、しかし…無事原稿は手渡せた。年末のスケジュールを調整して編集氏帰宅
さていよいよ明日はインド映画祭。


▼11月26〜27日(木)編集に怒鳴り飛ばされる


26日(水)
前のイラストが長引いて、連載漫画のネームが遅れてしまって大慌て
前日、久々にフェレット仲間とチャットしていたもので(1〜2時間)朝がきつかったが
3時間睡眠で、早朝6時半…ファミレスに仕事に出る。

がしかし…疲れがたまったうえに、睡眠不足で思うように仕事がはかどらない
水曜日は、ネームをFAXしないといけないのだ(この前までの編集氏だとまだ良かったのだが)
新しい担当(編集長みずから)になったもので…かなりタイトな締め切りになってしまい、
私のスケジュールではキツイのだ。
それでも今日は絶対に無理なので、謝りの電話を一本入れておく「明日中にFAXしますので
今回は金曜日アップで勘弁してください」と言うと「金曜の朝一だぞ!」という
朝一とは編集が動き出す時間までに終れということで、徹夜しろって事だ。

つまり前の担当から比べると、6〜7時間早めによこせと言うわけだ。(この6時間がキツイのだ)
進まないながらも、やらないと大変なので頑張っているところへ、イラストの担当から電話

「11時30分にデータを頂に上がります」まいった、連載のネームをいったん止めて電車に乗る
待ち合わせ場所で、データと資料を手渡し、また戻ってきて別のファミレスへ…眠い
当り前だ、昨日今日合わせても5時間寝ていないのだから…3時間ファミレスで粘って
何とか半分だけネタを終える。夕食後家内と一緒に深夜もう一度(本日3度目)のファミレスへ

3時間粘り(別の店でトータル 8時間)取りあえずネタは全部終る、後は翌日早朝からの
気力にかける。

27日(木)
昼近くになってやっとラフを送れる前段階に到達、そこへ編集長から電話
「おい!!何をやってんだよ!ラフが届かないぞ」「や…昨日から始めたんで(そう言ったでしょ)
まだ出来てません(今日中にって言ったろ)」
担当「遅いよ!!なんでそんなに遅いんだ?他に連載なんか持っているのか?」
私はこの言いように、正直切れかかった。いくら編集長とは言え人を愚ろうするにも程がある。
「お世辞にも高い原稿料とはいえない、あなたの雑誌の連載だけで喰っていけないだろう」
そう言いかけた…10年前の私ならそう言って電話を切っていたかもしれない…
遅れているのはこちらのミスなので、言い訳は効かないので謝る、しかし帰ってきたセリフは
「待ってられねーぞ!オレはこれから出ちまうからなっA(10年前の私の担当だった方)に
見てもらえっガチャン」
電話は切れた…私の謝罪の言葉の途中で切れた。

正直今日ばかりは、ここの連載が17年ぶりに嫌になった。連載を始めたころ
担当とのソリが合わないため…ネタに困り、胃が痛くなる思いを繰り返した。
その担当の後 、良い担当に恵まれ、平穏に連載を重ねてきたのだが。
PM3時…
ガックリと肩を落としつつ、A氏にFAXを見てもらいOKをもらう
「編集長、酔ってたから…きつかったね」とA氏に言われても、不快感は消し去れない。

来年は、もっと大きな連載を取ってやるぞと、誓う…そんな間もなくペン入れに取りかかる
朝までに上げないと…大変だ
自由業とは名ばかりの自由なり…彦ぷん


▼11月20日(木)フェレットを病院へ


朝から原稿に向かう、前日漫画学校の講師に出向いていて、仕事のFAXが送れず
仕方なく今日に延ばしてもらったので、必死で午前中でラフを終らせ送信する。

あわてて昼食を腹に叩き込み、仕事で延び延びになっていたフェレットの検査に
行きつけの病院へ向かう、 1時間の検査の結果はこちら
フェレットの病状、今後もきになりドッと落込んで帰宅するが、落込んでばかり入られない
イラストが連休明けまでの締め切りのため、今週末から予定されていて、
前々から楽しみにしていたフェレットオーナー達のオフ会に参加できなくなってしまった。

「オフの日に仕事いれるな!」と釘を刺されてはいたが…予定があるから入れないなどという
わがままが通用するほど、この業界は甘くない。
来る仕事を断れば、二度とそこから依頼は来ないことだってあるのだ。
断るなんて… 漫画家の死活問題なのだ。自営業に仕事を選ぶ余裕など無いのだ。

編集がよく言うセリフに「眠れ無いなんて、素晴らしい事なんだよ」
ぐっすり眠れるようになったら、さすがにもう漫画家としてダメだろうなと私も思う。

しかし先週で連載が1本終了した。 〔初めからその契約予定でやっていたのだが…
来月からその連載分の減収はキツイ)
その意味でも、断れない仕事だってある。物理的に出来ないために迷惑をかけると思うときは
編集に謝って断るが…今までの20年間の漫画家生活で、断ったのは2〜3回しか記憶に無い。

「いつもドタキャンだ!」と怒りをあらわにする友人がいるため、今回は私なりに早めに断った
行きたいのは当然だが、仕事が最優先だから仕方がない。

何はともあれ、今日のフェレットの治療代2万円を稼ぎだすのに何枚イラストを描かないと
ならない事か…仕事仕事


▼11月10日(月)怒涛の一週間の始まり


今週の予定 3本の仕事を平行しながら進める
よって本日も3本を少しづつ進行させる。

AM4:00
足の筋肉が引きつりを起こして目覚める(いわゆる…こむら返り)激痛
実は1週間前に逆の足がなり、それから一週間もう片方が…なりかけては収まっていたのだ。

どうやらダイエットによるアミノ酸不足が原因らしい。理由はともかく…何とも不快な目覚め
おまけに睡眠時間4時間、まだ起床時間には1時間ある(T.T)

AM6:30
家内を駅まで送り、そのまま連載漫画〔1本目)のネタ作りに、ファミレスに出る。
とは言っても、食べられるものがモーニングタイムでは、ほとんどない。
仕方なくモーニングセットからライスを抜いてもらい、目玉焼きとエスプレッソを注文。

AM11:00
本日最初の仕事を30%まで終らせたところで、一時中断して帰宅。
午後からは、別件の原稿に着手しないと、スケジュール的にかなりキツイ。
途中、ドラッグストアで「アミノ酸」の錠剤とアミノドリンク〔無糖〕を購入。

PM13:00自宅で昼食
豚の角煮、豆腐、切り干し大根とヒジキの煮物、野菜ジュース〔全て無糖)
その時間に日曜に撮っておいた『仮面ライダー555』を観る。

PM13:30
政権の行方を各局からチョイスし、机脇のTVで流しながら…午後の仕事開始
朝とは別の連載漫画のペン入れを行う。本日2本目の仕事

PM15:30
本日、2本目の仕事が40%完了したところで 、本日3本目の原稿に着手。

PM18:30
3本目が予定より進まない、明日にはFAX予定なので焦る。既に眠気が襲う
夕飯後、風呂に入ってからどれだけ進むかにかける。
明日もほぼ同じ予定で進行予定。何時間眠れるかは未定。


▼10月29日(水)また1時間半睡眠で講師


まともに睡眠をとって、講師に行ける日は来るのか。
1時間半だけ眠り…都内の漫画学校に向かう。
前日ネット仲間からの誕生日のプレゼントが 送られてきて浮き浮きしていたが
今日は一転、憂うつな一日の始まり。

低糖質ダイエット中ということも有り、小さな弁当箱に「豚の角煮」と「ひじき野菜オムレツ」を
突っ込んで行き、近所の公園で座り込んで講義前に食べる…それから出陣。
人影まばらな都会の公園…近代的なビルの中に立つ古木から枯れ葉が舞い落ちる中
ウーロン茶を飲みながら、気を高めていく。

1年2年を担当だが、2年生は最近頑張っている。問題は1年生…
私の本音は「やる気の無いやつ、学校でどうにかしてもらおうなんて甘ちゃんは、辞めろ!」だ
これから波乱と強敵の渦巻く漫画界に乗り出そうとするのに「なれたらいいな」くらいで
プロになれると思われては心外だ。
しかし私は、やる気のある奴は応援する。全身全霊で応援する。

各学年に、何人かづつそういった生徒がいる、私はそういう生徒はプロにさせたい。
今後の漫画界を活気づかせる新星にしたいのだ。って私が現役を退いたような言い方だが
私は彼らをライバルだと思っている(^_^)


出がけに、ぐったりして電車に乗ると…フェレット仲間の女性から「ゴルフに来ている」と
嬉々としたフェアウエイの写真メールが携帯に届く。憂鬱だった私の気分が一緒に晴天の
ゴルフ場に飛んでいった気がして、むちゃくちゃ救われる。 持つべきは友人。

きのうも、ジョークメールが関西方面のネット仲間から届き、爆笑。
早速ちょっと変えて友人達にも配信…家族にも送る
家内から「この忙しいのに」と叱られ、 息子からは「知ってるよ○○ちゃんのとこに来てたよ
同じ様なメール」お父さんは、再び落込む(>_<)

4時間の授業途中で休憩を入れようと思ったら「そんなもん要らないから早めに終ってくれ」
と女生徒のひとりが進言。嫌われたものだ…憂鬱が倍増して肩を落として帰宅。
ネット仲間のオフ会で、気分一新したい気分だが…仕事が詰まっている。


▼10月23日(木)低糖質ダイエット中


家内の推奨の低糖質ダイエットを続行中。詳しく知りたい方は、こちらHPへ
ともかく、糖質の入ったものや穀類〔米、麦、アワ、ヒエ、豆、とうもろこし、根菜)を
一切食事から排除、当然糖分の入った食品は一切食べられない。お酒も御法度。
飲み物も同じ…しかし卵、肉、魚、油〔上質の)は関係ない 。問題は糖質だけ。

酒はほとんど飲まなくても気にならないので、 酒に関しては問題ないのだが …
甘党の私としてはデザートや間食が出来ないのは、実にキツイ。
それでも、先程測定の結果…この6日間で胴回り2cm体重2kg減!!!!

それはいいのだが…
漫画学校の講師に行く…AM9時には家を出て学校に居る間、何も食べられない(T.T)
生徒は飲み食いしながら…授業を受けるが私はお茶を飲むことしか出来ない。

ケンタッキーフライドチキンは、大丈夫なのだが、学校の近所にその手の店が無いのだ。
基本的に仕事中の飲み食いは不謹慎だと思っているのだが〔自宅では別)しかし辛い。

思わす帰宅途中でケンタッキーによる。
ハラ減った〜〜〜


▼10月22日(水)苦痛の漫画学校講師


またまた1時間の睡眠しか出来ないまま、漫画学校の講師に向かう(T.T)
電車内も立ちっぱなしで眠れず

そんな中での、学校の6時間40分の講義は大変だ…ま、今回などは生徒に原稿を
執筆させる以外、私に出来ることはないので…〔原稿が上がらないことにはどうにもならん)
自分の閉めきり前の科学イラストを、ノートパソに入れて持って行き修正をしていた。

問題は生徒の私に対しての、疑念が大きいという事だろう、
海のモノとも山のモノともわからん人間から、教えを乞うほど馬鹿らしいことはない。
わかるわかる一流の大作家でもないしね(ってオレが言っていてどうする)
そういう人に教わるには授業料が倍もする学校に行かないと無理だろう。
講師の愚痴は彦りごとにて

 


▼10月17日(木)疲れ果てる


昨日の6時間40分徹夜耐久講師が、いっきに今日に出て、腹にEMS装着のまま
ついついウトウトしてしまう。
やはり、2kgのパソコン抱えての都内強行出陣はきついものがある、
おまけに、息子くらいの年齢の生徒の厚顔ぶり(^^;)

次回の講義のスケジュールをキャンセルしようかと真剣に悩む…
あまりにもやる気の無い生徒〔それを自覚していないから困る)にどう対処すべきか
そんな事を、締め切りと同時に悩むのは、恩師ならずとも体を壊して当然だ。
ま、来週行ったら…みんなオレの講義なんか聞きたくなくって辞めてるかもしれないな(爆)

そんな昼過ぎ、科学イラストの打合せ電話が入る、夕方待ち合わせの喫茶店に出向く
1時間半…次回作の打合せ説明。
クタクタで帰宅。そのままイラストのラフ製作と、前回の修正を行う。
夜、恩師に電話。昨日の講義説明と愚痴をこぼす。
それで少し気が楽になる。


▼10月16日(水)漫画学校の講師へ


夜までに、連載原稿終了を望んでいたものの…明け方までかかる
前日、漫画学校から明日、急きょ来てくれないか…と言われる。
中間に入ったマネージメント会社の方が「今日の明日では無理ですよね」と言う
しかし…「寝ていましたか?」と言われれば「起きてます」と寝ていても答え、
「無理か?」と言われれば「出来る」と答えてしまうのが漫画家の性。
「何とか行きます」と、答えて後から悔やむ。

明け方まで、かかった原稿をメール送信して、それから自分の名刺印刷…
その段階で睡眠時間は1時間を切る。
せめて30分だけでも寝ようとするが…遅刻が怖く寝つかれづ…泣く泣く無睡のまま
都内までiBook(ノートPC2kg)を抱えて出向く。

私にお呼びがかかったのは、今まで講師をやっていた恩師の漫画家氏が身体を壊したため、
体験学習講師経験者の私に白羽の矢が立ったというわけだ。
ともかく行ってみようと思って出向き、2年生1年生でトータル6時間40分の講義。

最後の1時間は疲れ果て、立っているのもやっとであった。

取りあえず職員室に通され出席簿等の管理体制を説明されるが…
徹夜明けの頭で多くの情報量が処理できず…とても覚えられたとは思えん(^^;)
そもそもこの春新築の新校舎に来たのは初めてだし、どこに何があるやら…デカイ建物だし
おまけに漫画家クラスは 別棟
〔と、言うより旧館だ、漫画は添え物クラスか? 何たる待遇の差だ)
ま、文句を言っていても仕方ない。
しかしながら… 恩師のあとがまとあっては、いささか気も引けるというもの。

案の定、生徒たるや認識が甘すぎる。プロというものを舐めきっている。
こんな甘い気持ちで真剣に漫画家になるつもりであろうか?にわかに信じがたい。
作品を見ても、まだまだの画力であるが…今は問うまい。

漫画学校に来て、あわよくば漫画家になろうとでも思っているのか、はたまた
なれると、思い込んでいるのか…ともかく甘ちゃんである、
講師を舐めきって講義に耳も傾けず…こちらを見ずに只イラスト〔まだまだだが…)
を描き続ける生徒にも閉口するが、講義など聞かなくても何でも出来そうな様子なので
後で絵を見たら、(知識が、まだまだ絵に繁栄されておらず笑止千万)
学校というより、自宅でTVゲームでもやって、友人とおしゃべりする感覚なのか。

ま、それでも楽しく絵が描けていれば仕方ないか、時代の違いというやつかヽ(´ー`)ノフッ

帰宅途中でじっくり生徒の作品集なるものを見てみたが…
こりゃ一筋縄では行かんぞ…彼らをプロにするのは。
舐めてかかっていたのは、私も同じだ。次回からはビシッとシメテ行かねばなるまい
幸い恩師と中に入ったマネージャーには恩義はあるが…学校に何のしがらみもない
彼らが私の講義について来れず、脱落しても私に何の損失感もない。
と言うよりも…講義以前に漫画家たる資質の問題だろう。まだ講義段階ではなかったと確認。
ただし、受けたからにはプロにしてみるのも面白いと思う。はたして何人モノになるやら。
と言うより、何人休んじゃうかな?


▼10月11日(土)やっと週末が来た


フェレット仲間の名古屋イベントを断り机に向かう、そんな週末の訪れに悲しくも感謝しよう。
この週末が来たということは、ほぼ終局に近づいたということだ。

前日、連載漫画の原稿を喫茶店で待つ担当氏に手渡す。
その際、読者プレゼント用のサイン色紙に、相手の名前を入れてくれと頼まれるの。
編集が見せる読者の手紙のフルネームを色紙に書き加える。
人前で字を書くことが絵を描くよりも苦手な私に、喫茶店の中で書けとは酷なことを言うものだ
しかもサイン色紙に原稿料は出ない(が…ファンあっての商売なので、野暮なことは言うまい)
編集氏が、上がり原稿のチェックをしてる間に、おお慌てで色紙に名前をかき込む
(良かった…むずかしい漢字のファンがいなくて)
そんなわけで、週末の訪れにホッとしている間もなく、休み明け渡しの連載漫画の原稿に向かう。
ペン入れからなので気は楽だ、あとは作業で頭は使わない。

土曜の朝6:30…3時間の睡眠で家内を駅まで送り、帰宅後、洗濯機を回しながら息子を起こす。
今日は息子の学習塾が、朝から昼過ぎなので…息子の弁当を作る
朝食を食べながらビデオで『ローマの休日』を見る息子…私の休日はどこへ行った(;¬ _¬)

息子を孰に送り、パソコンでMP3(取りあえずIWiSH)をスピーカーから流しながら
カフェオレを机脇のカップホルダーに収め…戦闘開始。
明日から休みの息子と家内の連休前に、今日どれだけはかどるかにかかっている。
追い込み部分で、音楽を『カリブの海賊(パイレーツオブカリビアン)』のサントラに変更。
剣をペンに持ち替えたジャック・スパロウ船長になりきり、大海原にこぎだす。


▼10月6日(月)絶不調…


右手…人さし指の付け根に、激痛が走る…何度か遭遇しているが今回はかなり酷い 。
マウスクリックのための腱鞘炎か?…それとも、 思うようにペンが走らず、むしゃくしゃして
壁面を力まかせに殴った時…骨をどうかしたか?

ともかく、今はこのままでは仕事にならないので、湿布薬と大きなサポーターでカバーしながら
ペン入れを行う、しばらくネット接続は控えようと思うが仕事だけは別だ、
激痛にハンカチを噛みしめながらのペン入れ…やらないと締め切りは待ってくれない。

が…思うようにペンが入らない。
土曜と日曜で描いた原稿は、見直すとあまりの酷さに、半分破り捨てる。
これで丸1日以上無駄にした。不甲斐なさに腹が立つ。

その間ネット仲間のイベント用の名刺を作る。ここまで今週が忙しくなるとは思わなかったので
気楽に引き受けた事を、後悔しているが…受けた私が悪いのだから自分を責めるしかない。
無い睡眠時間を大幅に削る結果となる。相変わらず金にならない事をやってる自分に笑う。

週末から寝たり起きたり、朝1時間半、夕方1時間、夜中に2時間… 寝る時間はないが
寝ないと思うように手が動かない…何度か小刻みに寝ることで気分転換と奮起を呼び起こす。
不思議だが5分の仮眠でも夢を見る。

             ********** 夢 ***********
役者として舞台に立つ私は、シナリオを一度も観ていないのだ…アドリブでセリフを語るが
共演者が小声で「違う、そうじゃない」と言う。と言われても、私の中に先のセリフはまったく
入っていないのだ、焦りで汗だくになる私…休憩が入るので、シナリオを確認しようとするが、
どこにも無い。 必死に探していると、また幕が開いてしまう。

次の休憩まで何とかしのぎ、皆が屋上に行って休憩していると聞き屋上へ行ってみる。
するとそこは東京が一望できる超高層ビルの屋上、しかも斜めになっている、
私はまっすぐ立っていられず、目まいを覚え這いながら昇降口へ…汗だくで目覚める。

            ****************************

今週は連載漫画の締め切りと、飛び込みのイラストと、連載漫画のプレゼント用サイン色紙
ことによったら漫画学校の講師の予定も入る。どう考えても物理的に終りそうもないが…
やらないとならないのが、自営業の厳しさだ…断ったら次はない。
こうししている間に、時間はどんどん過ぎる。
はたして…週末は私に来るのか。


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