2004年6月〜8月までの記録
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2004/9月3日更新
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〆切り

こ〜んなネタもある↓

悪の権化ブックオフ

1日の様子
涙の連載 打ち切り 漫画学校の講師
本能寺?  転職? 新連載 &危機
笑っていいとも 出演 睡魔に 襲われて
   
   
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00年6-10月 00年11-12月 01年1-3月
掲示板(BBS) 

8月27日(金)フェレット


何の因果か…3匹いたフェレットの 2匹が逝ってしまった今
もう1匹もかなり危ない情況だ。
そんな彼を残して、『ヴァンヘルシング』試写 会に行く。
ギリギリまで悩んだが、友人を誘ってしまっており、チケットは私が持っている。
途中からも家に連絡、最悪の場合、会場でチケットを渡して帰宅することも考慮。

以前試写会の上映寸前に「息子が熱を出した」と連絡が来て、とんぼ返りしたことがある。
今回は大丈夫のようだったが…

行きの電車の中で、小さな子供がダダをこねて泣いていた「痛いよ〜〜痛いよ〜〜」
私にはそれがフェレットの声に聞こえて来た…
「痛いよ〜〜苦し〜よ〜」フェレはそう言っているに違いない
帰宅後、すぐに顔を見に行く…

しかし…もう長くはないだろう。
いろんなペットの最期を見て来て、そう思う。
フェレは死ぬ間際、死臭がする。不思議だがどのフェレットも死ぬ間際のニオイは同じだ

1週間にフェレ2匹が逝く悲しみは、筆舌に尽くしがたい。
そろそろ、仕事に打ち込んで新しい連載の活路を見いだせ…そう彼らは忠告しているのか?
8年間、パソコンで、もう充分遊んだ…そろそろ考え時なのかもしれない。

その夜、息遣いも鼓動も荒くなったフェレを傍らに
私は玄関に毛布を持ちだし…フェレの横でいっしょに寝る。
何度もフェレットの夢を見て目が覚める、その度にフェレの毛布を掛け直し
20分、15分と、小刻みな睡眠をとる…目の前のフェレットがうつろなまなざしで
じっと見つめている。
あとどれくらい一緒にいられるのか…
そんな翌日 医師から安楽死を示唆される。
彼の最後のスイッチを私が切るとは…
8年前にミ〜ミ〜と鳴きじゃくっていたネズミのような、可愛らしいフェレに
こんな未来が待ち受けていようとは…苦しそうに寝息を立てるフェレに詫びる。
フェレットの闘病記参照

 


8月21日(金)はかどらず、集中できず


だめだ、最近フェレットの看病と、書き下ろしの直しの応酬で、疲れ切っている
特にフェレの看病は、餌やりに4時間以上間をあけられないため 睡眠時間があんまり取れていない。
3週間ほど、連載を離れての作業で頭の切り替えが出来なくなっている。

ファミレスに留まって3時間、
殆どパソコンで映画の予告映像を眺めて終わってしまっている。
そろそろフェレの餌の時間なので帰らないといけない。

夜もう一度、ファミレスに出ねばなるまい。
編集から催促が来ているというのに…どうするんだ。
全然終わっていないぞ。 頭の中が真っ白で、仕事に集中できていない。

夕方帰宅して息子の夕食を用意して仮眠3時間

AM1:50
これからまたファミレスに出向くが… 帰宅までに、フェレが1匹逝ってしまいそうなので…
集中できない それでも出ないことには、締め切りは待ってくれない。

昼前に、息子の友人宅からテラスにバーベキューに来ないかと誘われる。
夕方フェレの容体が悪化。友人宅に時間を一時間延ばしてもらう。
前のフェレットの最後からして、長くないと判断。
家内に任せて、私は差し入れ用の飲み物を買いに、近所のスーパーに出かける
帰宅後、玄関に泣き崩れる家内をみて、フェレの最期を知る。

8年の友を看取れなかった、後悔だけを悔やむ。


8月19日(木)血液検査で、始動!


〆切の重なり以前から、右手の小指と親指に、時々激痛が走るので
夏休みを利用して、病院へ行く。
血液検査と鎮痛剤をもらって帰ってくる、血液検査結果は後日予定。

年取って、通風、神経痛、糖尿病等の恐れを加味しながらの診断をしてもらうが
ほとんど徹夜明け(GAMEだけど)の血液を、そんなに大量に取らないで欲しいってほど
抜かれる(-。-;)

帰宅後、書き下ろしのイラストの直しがFAXで来る。
既に原稿入稿後の直しなので、追加料金ということで直しを承諾。
今日から本格的に連載漫画の話し作にかからねば…


8月17日(火)やっと終局


最悪な締め切りの終盤に直しの応酬で、98%くらい死体状態での日々を送っていました。
基本的にレギュラーの締め切りと、漫画学校の講師で、大半がつぶれていた中に
書き下ろしの仕事が入っていたもので、締め切りが押せ押せになる。
それに加えて、ネームをFAXしてからOKの連絡までが遅れたので「その分の締め切りを延ばす」
と言われていたが…最終的にしわ寄せは皆私のところに来てしまい、締め切りも延びずじまい。

結局どうなったかというと、とても尋常ではない日程で仕事が進行したわけで…
何の時間が削られたかというと、私の睡眠時間。
というか…寝る食う以外は仕事の日々が半月続き。私の講師の休み〔学校の夏休み)に
のんびり映画とGAME三昧…という予定は、ものの見事にけ散らされてしまったわけです。

おまけにその時期に、我が家のフェレットが入院やら生死の境をさまようやら〔詳しくはこちら

締め切りの睡眠不足の中…2時間おきの、フェレットの餌やり。 グッタリしたフェレットの口に、
無理やり練り餌を流し込む〔2匹で3〜40分をついやす)作業。
何が一番辛かったって、盆休みで家族が実家帰省の最中…ウッカリ寝過ごすと
フェレットが死んでしまうので、3時間で起きなくてはならず…ほとんど毎日1時間2時間の
小刻みな睡眠しかとれなかった〔2週間)

そんな原稿がやっとアップ〔まだちょこちょこ修正依頼も来るが )
フェレットも原稿アップと同時期に、病状が落ち着きだす。
当初2週間ほど骨休みの予定が…書き下ろし原稿入稿後も、追加の絵依頼、修正、調整、変更…等で
私に残された、夏休みは合計で4日ほどか…

全てを忘れて、家内と『ICO』〔プレステゲーム)に興じる。
15時間後に攻略。その後映画を1本みて…私の夏休みは終った。
明日から、また仕事が始まる。



7月29日(木)取りあえず明日までにあと30ページ


お願いです、眠らせて下さい。それがかなわないなら…明日、地球が滅亡しますように。
手がもう動かないよ〜〜〜


7月28日(水曜)大ピンチ の最中で愚痴る


20数年の漫画家生活で、かつて無いほどの大ピンチ
連載の合間に、描き下ろしの漫画をやっているのだが…上がらない(いつものセリフだが…
今回はマジで、危ない)
己が名誉のために、付け加えるが、けっしてサボっていたわけではない(天地神明に誓って)

今日編集が駅まで来て、出来ているところまでくれ…と言うので、なんとか5ページだけ渡す。
帰宅後、編集から怒りの電話「10ページって、言ってなかった?5ページしかないよっ」
だって5ページしか渡してないもん
「全体を平行しながらの作業なんで、今回は5ページだけでお願いしますって言わなかった?」
平行って?どういうことだと問い詰められる。
早い話しが、全体の資料集めやコマ割りやワク線や…つまり全体を少しずつ進行中なのだ、
つまりペン入れをまとめて、仕上げをまとめて、パソコンへの取込みをまとめて…と言う具合だ。
上がるときはバタバタと上がるわけ(かな?)

私的に、それが効率的には一番早いのだが…工程の判っていない編集は
「出来たところからよこせ、これだとどう計算しても期日までに上がらない」と言う。
出来たところから少しづつ渡すことが、どれだけ効率が悪いか…言っても判っちゃもらえんな。

普通の漫画の編集さんは、セリフ、コマ割り、そこにはいる絵の説明
(このコマには、主人公が驚いている顔のアップと、背景に爆発の絵が入る…とか言う文字)だけで、
出来上がりを想像出来るものだが、漫画屋でない文字屋の編集は、そうは行かない。
下書きもラフ書きもキッチリと描いて見せてやらないと、そこにどんな絵が入ってどういう仕上がるか
想像出来ない…というか浮かばない絵が頭に浮かばない編集が多い。

するとどうなるかというと…簡単なラフ描き予定でも、相手が解るように、キッチリと仕上がりみたいに
下書きを入れてやらないとならない。それをいとも簡単に「このページ直して下さい。」と言ってくる
直し直しで、最終的には「こんな感じでやってくれませんか」と文字で書いてくる困った編集もいる。
だったら最初から「こんな感じで…」と言えば、その通 りにやってやるのだが
仕事の出来ない編集ほど、こんな感じのビジョンが頭に無いのだ。つまり…白い紙の上に何も浮かばない
何をどうするか判らないのだ…で、我々が描くと…そこで 初めて「ちがう」となる。
出来たものが無いと、修正案さえも出来ないというわけだ。
オマケに、漫画に不慣れな編集ほど、「ここまではこのままでいいんですが、このページだけ直して下さい」
とか言うわけだ
。そのページを直すということは全体を直さなきゃならないって事がわからないのだ。

そんな事はともかく、「どのくらいで全部あがりますか?」というので
「1日2時間の睡眠時間で、やり続けても10日」と言うと
「あと1週間だけしか無いから、 それで上がらないと発売日を変えねばならない」
と言い出す。
だったら初めから、どのぐらいかかるか聞かなくてもいいだろうに。

ええ、この一週間で残り50ページを仕上げる計算です…これが、どのくらい大変かというと
サラリーマンや、OLが1ヶ月で終らせる仕事を、5日で上げると思って頂ければ、理解出来るでしょう。

帰宅しても寝る時間すらなく、原稿に向かっていると、また編集から電話。
「中間に入っている編集社の編集長が、どこまで上がっているのか心配なので様子を見に行くから」
と言い出す。

デジタル入稿は愚か、メールでの原稿のやり取りも出来ないような編集が
私のパソコンの中のデータを検閲に来るということらしい。

勘弁してもらいたい、15分だって惜しいこの時間に、どこかで待ちあわせて…
デジタルの素人に解るように、 データをプリントアウトして「はいここまで出来ています」
見せて説明しろというのか? それこそが時間の無駄だろうに、よっぽど信用が無いらしい
しかし、その要求に応えているほど、今は時間がない。
な、訳で、その申し出は丁重に笑い飛ばした。

最終的に編集サイドは「ともかく上げてくれ、上がれば手抜きだろうがなんでも良い」と言う
学校の生徒に、よく言っている「漫画家は締め切りを守ってこそプロだ」が自分にここまで
シビアな現実として叩きつけられようとは┐('〜`;)┌

いいですか〜〜〜生徒諸君、時間に追いまくられて、生涯の汚点となるような…
納得のいかない原稿を上げる漫画家になってはいけませんよ。(今回はいつになく説得力があるな)

って事で、連載漫画の締め切りの方を、担当さんに頼み込んで1週間、延ばしてもらう。
今は描き下ろしがピンチなので、やむを得ない。
だから…ほとんど寝ないまま描き下ろし原稿を上げた後で、私に待っているのは…
待望の長い睡眠ではなく…連載漫画のキッツい締め切りということになる(T_T)

ネット仲間の女性から、陣中見舞いにアイピロー(冷暖用)を送ってらったものの…
当分、これを使ってゆっくり眠れる睡眠は取れそうもない。

では…10日後に生きていたら、また。


7月21日(水)めまい


火曜水曜と連続で、専門学校の講師の仕事で、都内に出向く。
運悪く最低気温が30度を下回らないという猛暑の日にぶつかる。
おまけに…両日とも連載漫画の締め切りにぶつかって、1日2時間睡眠の強攻出撃(>_<)

水曜朝
徹夜で、朝まで連載漫画のペン入れを終了。
家内にあとを託す。その日の宅配便に乗せて翌日には編集社に着でないとダメなので
仕上げと配送までを、家内に頼み込んで2時間仮眠。
寝ぼけたまま、車に飛び乗り…駅前の駐車場に飛び込み電車に乗る。

車中で、イラストの仕事の原稿を広げるが…気付いたら降りる駅だった〔寝ちまったぜ)
ってか、寝とかないとぶっ倒れる勢いの猛暑、学校まで10分歩くだけで死にかける。

生徒…就職活動やら何やらで、ほとんど出席せず(>_<)
遅刻してきた生徒やら何やらで、ポツリポツリと登校┐('〜`;)┌

俺が2時間睡眠で這って来ているんだから、頼むぜみんな〜〜。
職員室に上がるエレベーター前に立っていたら、コンニャクの上に立っているかのように
地面がグニャグニャ動く感覚がある…目まいだ。
こりゃやばいぜ、栄養ドリンクを近所のコンビニで1本飲んでから、授業に出向く。

授業終了。これか1ヶ月は夏休みなので…今抱えている仕事に集中出来るだろう。
終了時に、 女生徒から「先生死なないようにねっ」って、声をかけられる。
よっぽど、必死の形相で教壇に立っていたのであろう(爆)

帰宅途中の電車が座れず、立ちながら何度か寝てしまい、ヒザがガクン!って(^_^)なる。
入浴、夕食後、這うように布団に入る。途中で起きて仕事…と思っていたが
背中をポンポンと叩かれ、起きたらもう明け方。7時間も寝てしまった〔腰が痛い)

しかし…家内も息子も寝ている。誰が起こしたのだ?確かに背中を叩かれたのだが
ま、いいや、フェレットか…守護霊か…、どっかそのあたりの人だろ。

フェレットに餌をやり、今日も一日が始る。



7月17日(土曜)いつものように…


朝…息子を学校に送り出してから、家内と行きつけのファミレスにネームに出る。
目が本調子ではないので、だましながらではあるが
2時間半、頑張って仕事をする。
私は連載漫画のネタ作り… 家内は飛び込みの、読み切り20ページのネーム
同じテーブルで家内はザウルスから音楽を聞き…
私は自分のパソコンで音楽を聞き…無言のまま、向い合いながら黙々と仕事。

ところが、私は3時間しか寝ていなかったので、眠くて仕方ない
家内が私の睡魔を察して、一言
「仕事になってないね…全然はかどっていないじゃん、帰る?」
促されて、一時帰宅。 私は睡眠。家内は洗濯。

夕方、息子帰宅に合わせて夕飯を食べたあと もう一度、ファミレス(朝とは別 の店)に、
家内と、またネームに出る。
土曜日の混雑したファミレスで、朝と同じように無言のまま、それぞれの仕事に励む。

なんとか、今日のノルマを達成(そんなものが有るわけでは無いが…
ここまでやっておけば明日が楽だ、と言う程度)で、帰宅。

夜中、久々に歩いて近所のコンビニへ買い物…やっぱり少し歩かないとダメだ
最近身体がナマッテいると感じる。

明日から夏休みで、息子が家にいるため、ダレてしまいそうである。
気を引き締めていかないと大変だ。
一緒にメシ食いに行ったり、映画に行ったり…さすがにゲームまではしないだろうが…
多分しないだろう、いや…しないように心がけよう (-。-;)


7月11日(日)目が…


映画から帰って、家内の仕事を手伝おうと、原稿に向かう。
線がダブってしまって、悲しいかな仕事にならない。
消しゴムをかけると、かけたのか…まだかけていないのかさえ、判らないのだ。

例えるなら…青と赤の立体メガネで見ているような…そんな画像のダブり方だ。
ものの見事に、仕事になりそうもない。

こうしてキーを打っていても打ち損じが多くてイライラする。
映画やテレビを見ている時には、気付かなかったが…
原稿のような白地に黒ラインは一番気になってしまって、見ていられない。

ペン入れにも支障が有りそうだ。線がつながっているのか…足りないのか、判断が出来ない。
仕方なく、今回は片目をガムテープで覆って作業する。
家内の手伝いの背景を何とか終らせるが、将来的なことが心配になる。

このままでは眼科に行かないことには、仕事に復帰さえ難しそうだ、どうする締め切り。

 


7月10日(土曜)普通 ではないようだ


朝から、左目がかすんで見えない…ピントが合わないのだ
月を見ると月がちょうどまん中からふたつ見える。

久々に、朝から駐車場で愛車を洗車 。
その内、目の疲れも治るだろうと…たかをくくっていたが
洗車終了後も治らず。

メガネをかけても、左目だけがボケる。
午後買い物がてら、近所のメガネ屋による。店員に
「疲れ目だと思っていたが…視力が回復せず… 左目だけが視力低下しているので、
今のフレームの左のレンズだけ交換できますか?」 とたずねる。
さっそく視力検査…機械で焦点を自動検測する装置や、手動検査を繰り返し
曇った顔で、店員が言うには
「外的な検査で、画像のピントの合う距離を調べた結果 のこのレンズでも、ピントが合わせられません
つまり…外からの画像が目にはちゃんとは入っているのに、内部でのピント調節が出来無い情況です
言いずらいんですが 視力が回復しない原因は… 内的な障害かも知れません、
一度 眼科医に行くことをお奨めします。」

早い話しが、目から入る画像はまともに入っていて、何の異常もないのに
脳が焦点を合わせられないとしか思えないということだ。

原因としては、糖尿病、脳血栓、脳腫瘍、その他眼科的な病気…って事らしい。

早急に(と言っても月曜だが)病院に行くしかないようだ。
さ〜〜て、となったら月曜までは何も出来まい。これから深夜の映画に家内と行って来ます。 (をい)


7月9日(金)目が疲れたのか


やっとの思いで科学イラストを上げる。
ちょうど2日間遅れる(学校に通っていた分だけ遅れた)まだ学校が自分のスケジュールに
組み込まれていないのか?

今日の午前中、原稿渡し予定が…前日の徹夜や4日間連続の3時間睡眠にもかかわらず終わらず。
明け方、 はかどらないため2時間の仮眠を決意。 家内や息子が目覚める時間まで寝ることにする。
きっちり2時間で起床(と、言うか、目覚まし代わりの携帯が鳴ったにも関わらず目覚められず、
家内に「終わるの?」の一言で…空中浮遊の久々の夢から現実に召喚される。

やっと原稿の出来は70%といったところか、
ともかく上げるのだ!!この原稿料に10日…かけすぎだ。
せいぜい1週間で上げないと、この料金だと赤字だ。

AM11:00
編集さんから電話「お疲れ様です。どうですか?原稿の上がりの方は?」
有りのままを告げ指示を仰ぐ、「あとはキャラ9ターの色付けだけなので2時間で終わって、
れからCDに焼き付けるので…あと3時間ってトコでしょうか?
なんなら新宿(編集社の場所)まで届けます…」〔ああああ、言っちまった)
なにぶん、締め切りに遅れているって負い目が合ったので(^^;)


お陰で私は3日間、ろくに眠れず昨日今日は、ほとんど徹夜のまま、
今…私は電車に乗って新宿に向かっています。携帯電話にて日記送信中。

***************ここより帰宅後****************************
めっちゃくちゃ暑かったぞ今日。暑いし眠いし…何より
目が疲れて、左目が…かすんでよく見えない。老眼かよ

1週間ほど、見逃した映画でも見ながら…目を休めようかと思っていた
(ってか、映画じゃ目が休められてないか?(^^;)〕
そんな矢先… 先程だけど…帰宅途中に携帯が鳴る。
編集にFAXで提出していた、地球環境漫画のネームの0Kだ。しかも急ぎ

あちゃ〜〜〜すぐにまた、仕事に取りかからないと〜

 


7月5日(月)終らない〜〜


連載と、飛び込みと描き下ろし。いっこうに終らない
お陰で土曜日の映画仲間のオフ会も断念。
家内の誕生日も仕事仕事で、ケーキを買いに行ったらキャッシュコーナーが
閉まっていて〔当り前だ夜遅い時間だし)コンビ二もアウト、結局サイフに入っていたお金と
車のコンソールにあった、小銭をかき集めてフルーツとショートケーキを購入。
ささやかな誕生日(^^;)
って、ケーキ食べ終ったらそそくさと仕事。

昼、懐かしい奴とPCのメッセンジャーがつながる。
私が 漫画家のアシスタント時代に、近所のスーパーでバイトをしていた頃、
知りあった高校生の男の子だ。メールのやり取りは時々あったが…
メッセンジャーのアドレスは聞いていたものの、リアルタイムで、つながった事はなかった。
懐かしく、しばらく話しをする。
高校生というのは、昔のことで、それ以来会っていないから…未だに私には
あの頃のイメージのままなのだ(^_^)、今では40歳に手が届いたかという、いい大人なのに
私の中では、よく私のアパートに遊びに来た、気のいい
高校生のままだ。

カメラがつながり、今の彼の顔も数十年ぶりで見る。面影もそのままで時の流れを感じない。
しばし話しをするが、仕事があるので…すぐに切ってまた原稿に戻る。

明日から学校の講義が続くというのに、仕事がはかどっていない。
いったいどの締め切りが、どれだけ延びてくれるのか…それだけが頼みの綱だ。


6月29日(火曜)〜7月1日(木曜)どこまで続く


学校の講師の日、朝ギリギリまで睡眠をとって…(といっても3時間だが)学校に向かう
授業〔生徒が課題をしている間に〕自分の原稿を進めようと思ったが…思うように進まず。
5時間後、授業修了。
出席簿整理と授業内容報告もそこそこに、学校を飛びだす。
学校前のすぐそばの駅で、イラスト依頼の女性編集さんと待ちあわせ。
近所の喫茶店で2時間後打ちあわせ。今回の依頼は南極観測のイラストだった。
1時間半かけて帰宅 。
仮眠を取ってまた朝まで仕事。

明け方、学校授業が始るまで、少し寝ようと思ってたら
「カミナリが鳴っているので、息子を学校まで送ってくれ」と家内に起こされる(T.T)
ま、いっかたまにゃ息子を送っていくくらい。

帰宅後家内を乗せて駅まで向かい、そのまま駅前の駐車場に車を入れて私も出勤。
2年生20% 欠席(T.T)
欠席の生徒が、自宅で原稿を勧めていると期待して、授業開始。
この学年は、制作授業なので、生徒からの質問や疑問が無いかぎり私にやることはない。

やる気のある生徒だけ、連れて行く事しか、私には出来ないのだ。
やる気の無い奴が、漫画が好きだから…くらいの気持ちで、プロになれるほど甘い世界じゃない。

彼らの前で締め切りをかかえて必死に原稿に向かうのを、見せるのも仕事だと思っている。
彼らに「プロは寝なくても食わなくても、締め切りを守る者なのだ」と知るだろう。
彼らがひーひー言っている学校の締め切りなど、締め切りと言えるほどのものではない。
「時間があったら、終ったら、出来たら、出来るだけ…終らせる」
そんな事で漫画家が出来たら苦労しない、プロにとって締め切りは絶対なのだ。

帰宅前に、駅から息子の学校のPTAに出席。公報誌(PTA冊子)の原稿の打ち合わせ
お母さん達の素人ぶりには、ほとほと閉口するが…私が何でもやればいいわけではあるまい
このくらいの冊子なら、私一人でデジタルデータで2日もあれば出来上がってしまう。
それを来る日も来る日も集まって、アナログの打ち合わせだ。それをやる事に意味があるので
多くは私も口を出さない。
さすがに無知にも程があることを言われると「それは…」と、 口を挟んでしまう事もある。
今回も原稿入稿で、印刷屋さんが取りに来た段階で、2色でやろうか…と言い出す(-。-;)
急遽、その場で色指定をする。お母さん方は、何が何やら判らないだろうから
時間がないので、原稿をひったくて
「ここをマゼンダ30% こっちをマゼンダのシャドー、罫線にグラデ付けて」と打ち合わせ
お母さん方はチンプンカンプンだったらしい〔しょうがない、説明している時間はなかった)

帰宅すると、net仲間から「スパイダーマンのレアグッズ〔非売品)」の贈り物が来ている
疲れた気持ちが、少しだけ安らぐ。持つべきものはnet仲間だ。


6月25日(金)ボロボロ


今日は…(も?)締め切りのネームがいっこうに上がらない。編集から催促が来ているのに上がらない。
それもそのはず、今週は毎日2〜3時間の睡眠時間の、ハードなスケジュールで動き回り
そんな中で連載漫画の原稿を上げて、編集に早朝届けたり、満員電車で…立ったまま帰宅途中で寝たり
徹夜で、学校の生徒用に問題を作ったり、ヘロヘロのまま帰宅途中で息子の学校のPTAに参加したり…

我ながら良く働いた…編集はそんな事認めてくれないけど。

朝、家内が出る時に、ネームを編集に手渡してくれるよう託す…予定だった
しかし…上がらず。何時間もファミレスに出るものの睡魔が襲ってきて、ファミレスで数分間気を失う。

仮眠をとる時間さえ、もう無くなっている。効率が低下しているが、仮眠の取れない急を要する
締め切りの来襲(デイアフタートゥモローで言ったら、迫り来るめちゃくちゃな寒気団 )

早朝、出かける家内を駅に送るが…ほとんど寝て運転している私。
絶対こんな運転手の助手席に乗りたくない(^^;)
帰り…耐えられず、コンビニの駐車場に車を入れ…40分仮眠
カラダに喝を入れて、何とか帰宅。

そのまま気をふり起こして、13時にFAX送信 。取りあえず寝よう
爆睡予定が2時間で帰宅した息子に起こされる。息子に夕飯は適当に食ってくれ
そう告げて、また1時間睡眠、そこに家内帰宅の連絡…駅まで迎えに行く。

その後家内がネームに出ると言うので、私も出る〜AM3:00
今日も3時間しか眠れなかった。

来週は、イラストの仕事が入っているため、今週より波乱の週になりそうな
いや〜〜〜〜な予感。


6月18日(金)〜19日(土曜)心に余裕の無い週末


PM8:00
近所のシネコンへ、家内と息子に『 デイアフタートゥモロー』を観せるため連れて行く。
劇場に二人を降ろしたあと、私は映画館近所のファミレスへ。
そこで、映画終了まで仕事。
連載漫画のネタを考える。2時間半後、二人を拾いに、劇場下へ。
試写会で観た私の感想と、あまりにもかけ離れた感想に驚く(予想はしていたが)

そんな事を語りながら、帰宅。
明け方、少し仮眠して、朝

19日 (土曜)AM11:00
息子は、川越の高校の吹奏楽演奏会のため…家内は買い物のため…出かけるので
駅まで車で送って、私もそのままファミレスにパソコン持参で仕事にでる。
つもりだったが…(^^;)
土曜の昼時を避けねば仕事にならないと思い、自宅で洗濯と布団干し

PM1:00
そろそろファミレスが空いたころなので、仕事に出る。
行ってカバンの中を見たら、急ぎの連載漫画の原稿をそっくり忘れている
仕方なく、描き下ろしの原稿を先にすすめる。

30分後、買い物帰りの家内が食事兼仕事で合流、しばらく顔つきあわせて無言のまま
仕事を続けること2時間。自分の仕事は終ったので…と、家内徒歩で帰宅。
私は仕事続行。

PM5:00過ぎ
仕事が一段落したので帰宅(とは言っても、月曜FAXの連載原稿は終っていない)
帰宅後、息子が帰宅するまで仮眠。

PM8:00
連載漫画の30周年記念とかで、サイン色紙とカラーイラストが必要との連絡を受けていたので
読者プレゼント用のサイン色紙数枚と、イラストを描く。

PM11:30
家内とふたりで行きつけの、24時間営業のファミレスへ仕事に出る
明け方まで、テーブルを挟んで、殆ど話さずにお互いの仕事。

AM3:00
帰宅… 入浴、睡眠。
まだ仕事は70%しか終っていない。


6月16日(水)生徒と映画


AM8:30
仮眠からぎりぎりで目覚め、朝食もそこそこに都内の学校にすっ飛んでいく
後楽園の駅につくと、携帯電話の電池残量がレベル1(殆ど無い)

AM10:30
充電してきたつもりが、接続が甘かったらしい
(バッテリーがへたるには、使用期間2年半では短すぎる)
そこで常に持ち歩いている新兵器(^^;)、9ボルト電池で一発携帯充電くん使用!!、
コンビニで電池を買い、 2時限の授業中やり続けるが…充電できない(え?なんでよ)

考えたら、車のシガレットライター充電は毎回使っていたが…
新兵器は、この電話になってから初使用だ…この電話機にも使用可能と思い込んでいた…が
合わなかったようだ。仕方なく電池を温存、電話機をオフラインモードから主電源オフに。

2時限目途中で、教室の電話が鳴る。アニメ科の科長からだ
お願いしおておいた視聴覚室が空いたらしい、 早速生徒を促して100m先の本館に移動。
レンタルしてきていた映画DVD『アイデンティティー』を、プロジェクターにかけて観賞。

観賞後の生徒の感想はおおむね好評。余った時間で教室に移動しようと思ったが
生徒がまだ見ると言い張るので、『ザ・ロック』を授業終了時間まで観賞。

PM6:00
学校を出る…風邪で頭が重く、イマイチ調子が悪い。映画鑑賞の授業で助かった
生徒がオフの時間で作品を手がけてくれれば、いつだってこういう授業にしてやれるものを
毎回これをやっていたら、作品を上げないまま卒業させちゃうことになるからなあ。
映画鑑賞も勉強の内なんだけど、こればっかりさせてても仕方ないので、次回からは作品制作だ。


6月11日(金)フェレット仲間迎撃オフ


仕事が一段落したのと、成績を付け終えたことで、気が抜けて…まんまと風邪
ひき。
2日前からのどが痛みだし、今日はハダミズダラダラ出ッパナジ。

しかし、夕方からフェレットオーナー上京にぶっつけて、オフ会予定なので
ギリギリまで寝て、栄養ドリンクとビタミン剤と風邪薬をがぶ飲みして池袋へ

雨が降っていて、肌寒い…失敗したもう一枚Tシャツを着てくればよかったと、後悔。
現地で無事全員と合流、遅れて横浜から車で参加してくれた方もいて終電まで池袋。
本当にフェレオーナーの連中と飲むのは、久しぶりだった。

熱があって、アタマがボオッとしたままだったので、終始カラダがふらついていた。

帰宅してパソコンを立ち上げたら、学生時代の友人がネット接続中(メッセンジャー表示)
話しかけて、久々に二人っきりのチャット…
犬の話しや、ネコの話しや、レース用バイクの話しや、息子の下半身の話しや(爆)
気づけば…3時間経過(もう明るくなる時間) (^^;)

今度ネット麻雀をやるベ、って話しで寝る。
頭が重い熱が出ている…だったら早く寝ろっての!!


6月11日(金)フェレット仲間迎撃オフ


相変わらず、連載漫画のペン入れに時間を取られ
気づけばAM4:00
今日は学校の講師日なので、無睡で出るわけにもいかず 3時間だけ仮眠する、
3時間は最近は仮眠ではなく、本眠となりつつあるのが怖い。

AM7:00
1000円渡して「すまん、これで許せっ!」息子の弁当を学食に頼り、
日課をサボる父。 出かけるまでの3時間半で、残りの連載漫画のペン入れと
専門学校(仕事)への提出書類をプリントアウト。
今日は1年生の今期最終授業で、成績つけの日。
書類と成績と、連載と、書き下ろしと… どれから手を付けてよいやらパニック
結局どれも中途半端のまま時間切れ…
連載漫画の方は、家内に残りのスクリーントーン貼りと、ネームの写しと最終チェックを
頼んで プリントした書類をもって、大慌てで家を飛びだす。

電車の中で、書類の校正…誤字脱字多く(-。-;) 修正テープで直すも…見るも無残(+_+)
おまけに1枚書類を家に忘れてきている事実
学校到着AM10:30 生徒に課題を作成させる間、 成績表を書く。
午後最終時限に、アニメ科の生徒との、合同プレゼン授業
生徒の作成したアニメや絵を批評しつつ、点数つける。 クタクタで帰宅。

家内の新しいパソコン(Prius)到着済みで、家内はウキウキ。
食事後トロトロ目のまま、録り貯めたドラマを見てると…
家内から「寝ろ!!」と 突っ込み!! 3時間仮眠(-。-;)
AM0:30 そして今…今日(も今日だ)締め切りの書き下ろしのネームを作成しに
ファミレスに出ている。
今日の夜食は冷やしうどんのエビ唐揚げのせとエスプレッソ。


▼2004年6月5日(土) スターウォーズ展へ


今日は北海道から、ネット仲間上京のため
家内と上野に出向く。
映画仲間を交えて、科学博物館で開催中の『スターウォーズ特撮展
を見に行く
待ちあわせの、1時間早めに上野に到着。
家内と駅構内で軽く食事。

PM2:00科学博物館に到着。
すぐに映画仲間でフェレット仲間でもある友人合流、直後に全員が到着
ぞろぞろと館内に入る

1時間後、巨大なミレニアムファルコンやスターデストロイヤー(映画に登場する宇宙船)
その巨大さと言ったら、一機が6畳間の部屋では入りきれない大きさの模型。
ポッドレースのレースカーなどはダンプカー2台分はある大きさだった

SW特撮展観賞後、上野駅近辺で、みんなでお茶。
その後渋谷に移動。渋谷で飲み屋に入り宴会開始。

終電間際に、途中退散…北海道からの友人に別れを告げて帰路につく。
専門学校の期末用提出書類もまだだが、連載漫画のネームもまだのままなので
気ばかりあせる。
帰宅後、ビールが飲みたくなって、久々に缶ビールを開ける。

飲んで今日は寝ることにする、あとは明日の…はかどりに期待しておこう(^^;)
                     ・・・・


▼2004年6月4日(金) 久々に映画
久々に見逃した映画を、今日こそ見まくろうと思っていたのに…
朝まで学校の生徒達の 成績や授業内容報告書、(学校提出書類)を数十枚制作していて朝まで眠れず

朝、家内を送ったあと、仕事予定のはずだったが睡魔に襲われ(またかよ)
止む無く帰宅して仮眠。

仮眠2時間後、11:15の回の『ホーンテッドマンション』を観に行く
ついでに16:00の『ドーン・オブ・ザ・デッド』のチケットも購入

『ホーンテッドマンション』観賞後、映画館付近のファミレスで仕事。
2時間後、再び劇場に車を入れて、『ドーン・オブ・ザ・デッド』を観賞

久々に映画のハシゴをして、ちょっと幸せ。それがホラーとスプラッタ映画でも(^^;)