下描き…エンピツ描き

◆拡大 ◆

下書き段階で、のっている時は 何を描いても決まる けど、
あいにく今回はダメ(^^;) テディも可愛くないよ〜(爆)ジョーの手も 遠近感が狂ってて、手が妙に小さい(手を小さく 描く人は消極的な人間だそうだ)ペン入れ段階で要修正でしょう。

背景&月は後から別レイヤー にて合成予定。

ぺン入れ終了 …テディは、絵になりやすい様に 横向きに修正

◆拡大 ◆

上の絵をトレース台にのせ( 下から光を当てて写 し)別紙にペンを入れていく。これだと 消しゴムをかけるてまがはぶけて、〆切り間際の時間の無い時には助かる 、上がった原稿に鉛筆の線が残って 汚くなる事も防げて一石二鳥。

私の場合、ペン(インクをつけるタイプ)を最近はほとんど使わず、ペンの代わりにピグマ( 太さ 0.5mmのサインペン)使用。強弱が必要な時は、ぺン入れを すべて筆ペンでやってしまう
。このイラストは デジタル彩色なので、ぺン入れも ぬりえ風に処理。( 線を閉じておくと彩 色時に楽)

しかし…
下絵のジョーのが ソフトで良い感じだったなぁ 。


色塗り一部終了状態
ジョーの手を少し小さくして
肩幅もいくらか自然に修正。


◆拡大 ◆

上の絵に、少しづつ色を 重ねていく。

デジタル塗りで エア ブラシをあまり多用すると。誰が描いても同じような モッサリした、つまらない 絵になってしまいがち。

私は、仕上がりを 必要以上に リアルにしたく ないので…極力アニメ塗りにこだわります。


レイヤーにて背景処理(空)

◆拡大 ◆

ここから、ちょっと専門的。
Adobe Photoshop(お絵書きプロツールソフト)にてレイヤー機能(アニメのセル画のように絵を重ねていく…早い話が透明なフィルムを何枚も重ねて絵を描いては重ねる方法)を使って背景処理をします。まずは濃いブルーでグラデーションをつけます。夜空です。


月を重ねます

◆拡大 ◆

月は、前面に置くキャラクターとのコントラストを考えなるべくリアルな物を別 レイヤーにて合成。空と月は別なキャンバスに描いているので、移動も可能、適当な位 置に合わせておきます。


森を描き合成

◆拡大 ◆

手前のキャラクター達のすき間に適度に森の木を描いていきます。色んなタイプの緑を重ねます。


夜空に星を散りばめる

◆拡大 ◆

先ほど描いた夜空に、お好みで星や雲を描きます。星も夜空とは別 レイヤーで別キャンバス上に描きます、 星ぐらい同じところに描く方が楽なようですが 間違った時の修正の為です 。空まで消して直すとなると気が遠くなります(^^;)


光をキャラクターに合成

◆拡大 ◆

月光か、はたまた追っ手の車のライトか?効果としてキャラクターにちょこっと光をエアブラシで入れておきます。
赤とか紫といった光を入れても良いのですが今回は黄色で(^^;)
言うまでも無く、やはり別レイヤー合成。ついでにデイビッドくんの ジャケットに布の質感をテクスチャライズ 。


月に合わせてキャラクターを右に移動
これにて、いちお完成!!!

◆拡大 ◆
別 Versionのイラストも描きかけですが、観る方はどうぞ。

TOPへ   らくがき部屋へ